ねこ太(中1)が夏休み中に読んだ漫画を1冊紹介します。
「海賊とよばれた男」
出光興産の創業者、出光佐三の伝記というのか、
社史というのか。
百田尚樹著。
他の方のブログで紹介されていて、
あ、これはおもしろそう!
ねこ太が読みそうだ!
と思って図書館で借りてみましたが、
読みませんでしたので、
漫画を買ってやったら読みました。
(そろそろ本で読んでほしい)
こちらが元の本。
戦争中、
日本は、石統という国の組織に加盟しなければ石油販売ができませんでしたが、
国のやり方に反発した出光佐三は、
海外に支店や営業所をたくさん保有し、
独自に石油を調達していました。
しかし、終戦とともにすべてを失ってしまいます。
数千人の社員を家族と考えて、
一人の首も切らずに、
日本の復興を第一に考え、
会社を建て直していきます。
それはそれは苦難の道でした。
戦争で仲間を失い、
九死に一生を得た社員たちも、
命さえ助かったのだから。
とどんな苦難も乗り越えました。
一難去ってまた一難。
それでも、
とにかく一つずつ乗り越えていくのみなんですね。
自分も、一つずつ乗り越えていかなきゃな。
って思いました。
いやー。すごい人でした。
この時代の日本の経営者って、
ほんとにすごい。
(すごい。すごい。って語彙の足りない感想が情けないけど、
それが素直な感想なものでして)
長期的なプロジェクトXのような話だったのだけど、
ねこ太が「出光はプロジェクトXで読んだと思う」と言います。
調べてみたら、
出光が石川島播磨に巨大石油タンカーの製造を依頼したプロジェクトの回がありました。
巨大タンカーの製造は日本では初めての試みで、
どちらかといえば
石川島播磨の回でした。
ちなみにうちの近所に出光は一店もありません。
なぜかエネオスのみ。どうしてだろな。
店構えは、エネオスの方が好みではあります。
Tポイントカードも持ってるし。