2013年発行のちょっと古い本なんですが、
読み物としておもしろいので、
ねこ太に勧めてみました。
あさりよしとおさんの
「宇宙に行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた 実録なつのロケット団」。
あさりよしとおさんは漫画家で、
我が家では、「まんがサイエンス」でお馴染みです。
小学校高学年向け科学漫画で、
全巻持っています。
あさりさんほか、
宇宙開発の専門家ではないいい年をした大人たちが、
どうしてもロケットで宇宙に行きたくて、
ホームセンターで買える材料で、
本業の合間に開発と実験を繰り返す過程が書かれています。
初期段階から堀江貴文氏も参加しています。
メンバー的には資金源の役割なんですが、
堀江氏自体は、
宇宙開発事業に興味があったために参加したのですが、
志半ばで、
逮捕~裁判~収監となってしまいます。
東京のアパートでスタートした企画が、
燃焼実験のために鴨川に別荘を購入し、
それもまた手狭になって、
北海道の大樹町で発射実験をすることに。
そこからは刑期を終えた堀江氏の宇宙開発事業となって、
ニュースなどで知られるようになっていきます。
液体燃料ロケットにまつわる技術的なことも、
子どもや素人にもわかるようにイチから書かれていて、
ねこ太も楽しんで読みました。
「アパートの台所でタンクに水を入れるのも失敗していたのに、
最後はすごいことになっちゃったなあ」と感動していました。