土曜の三場メインレースの結果から、新潟記念出走馬の評価の上げ下げを確かめます。

札幌2歳ステークス
7枠の白老ファーム生産馬 ロックディスタウンが、新潟記念の7枠のラストインパクト(白老ファーム産)からの
「逆指名」 を受けて、見事に勝利を飾りました。
ラストインパクトは一仕事を終えて、肩の荷が下りたことでしょう。
新潟記念では回ってくるだけだと思います。

小島茂調教師が新潟記念でも6枠右の位置で、札幌2歳ステークスでおとなしくしていた事から、
引き続きアストラエンブレムには期待がかかります。

3枠4番のカレンシリエージョが3番人気で10着。同馬はノーザンファーム生産馬である事から、馬番4から6番の三頭にはさらに好走理由が加わりました。


長岡ステークス
勝ったバンゴールに騎乗していたのは4番人気の田辺騎手で、この事からもラストインパクトには厳しい闘いが待っていることがわかります。
2着は戸崎騎手、3着は北村宏騎手で、どちらも新潟記念と同じ位置に入ってました。
つまり、これも「逆指名」なのですが、両騎手ともに、“人気を一つだけ下回る”  着順でしたから、好走の可能性は残っています。


北九州短距離ステークス
7番人気で2着にきた馬の生産者が「新冠橋本牧場」でした。
これは激走の部類であり、同牧場出身のウインガナドルにはイヤな知らせが届きました。



日曜は札幌メインレース、丹頂ステークスに興味ある仕掛けが隠されていて、
答えだけ言えば、ソールインパクト、アストラエンブレム、マイネルフロストへの押しがありました。


土曜日に、ド派手に活躍した関係者は特に見られませんでした。
むしろ、新潟記念で一発 花火を打ち上げようと考えているかのごとく、
皆、手控えながらも 虎視眈々と狙っている、そんな様子が伺えて、少し面白かったです。