2016年7月24日仙台市の郊外の広瀬川にて撮影。
始まりは「広瀬川のカジカガエル」(日本の音風景百選)を追う事でした。
撮影中にカジカガエルの声を聞くことはありませんでした。

しかしながら、豊かなサウンドに出会いました。
普段、何気なく聴き逃してしまう音の数々…
聞こえている、いや意識して聞いていない音の世界の広がり…

耳を澄ませると街中から少し離れた場所でも自然の音に出会います。
ふと足を止めた時、夕闇迫る広瀬川で季節や風情の中に音を感じる作品です。
緩やかに流れる時間に癒やしを感じます。

そして!!
今年、ようやく広瀬川でカジカガエルの「鳴き声」だけは収録できました。遠くから??近くから??姿が見えないだけに、その鳴き声は不思議と距離が把握できません。
 この一年越しの広瀬川のカジカガエルと新たな野鳥の声のサウンドスケープについては、また後日報告します。