自分がして欲しかったことを自分の子供で満たしていませんか？

いつもありがとうございます

自分がして欲しかったことを
自分の子供で満たしていませんか？

親にされてイヤだと思ったことを
必要以上にしないようにしていませんか？

最近、このことが頭に何度も浮かびます。

幼いころに、、、

・欲しいモノを買ってもらえなかったので、
子供が欲しいというモノは何でも買ってあげる。

・「お金が無い」という話ばかりされてイヤだったので、
子供にはお金の話を一切しないようにしている。

・共働きで、あまりかまってもらえず寂しかったので
子供にはベッタリたっぷり何でもしてあげる。

・いつもガミガミ怒られていたので、
子供には何をしても怒らないようにしている。

・大学へ行かずに苦労した（自分ではそう思っている）ので、
子供は何が何でも大学に行かそうとしている。

例をあげたらキリがないのですが、、、

全部素晴らしいんですよ。
反面教師としてエッセンスで取り入れるなら。

ただ、
自分が満たされなかったことを
子供にしてあげることで満たそうとすると
ねじれ、ゆがみが生じてしまうのです。

どれだけやっても満たされることはないですし、
何よりも子供にとっては「いい迷惑」です。

嫌だった、傷ついた、悲しんだ子供は自分。
自分の子供とは別人。

ここを混同しないように気をつけないといけません。

下手すると、お孫さん、曾孫さん、、、まで
ねじれ、ゆがみが続いちゃう。

もしかしたら、
ご先祖様から続いている場合も大いにありです。

今、断ち切らないと！

なんでこんなことが起こるかというと、
自分の気持ちが消化されていないんですね。
終わっていないんです。

心はまだ幼かった「あの頃」のまま。
そのまま引きずって心に残っているんです。

自分の心の中に目を向けずに、
ある意味「自分の親への復讐」
みたいな感じで子供に逆のことをする。

子供はたまったもんじゃないですよね。

本来は、
子供にとってどうするのがベストなのかを考え、
その判断により育児するもの。

そのためには、
引きずっている思いに「カタ」を付ける
終わらせる必要があります。

そして、自分で自分をきちんと満たしながら
別人格である子供を育てていく。

また、「カタ」をつけていないと、
無意識にそれにフォーカスしてしまい、
同じようなことを引き寄せちゃうんです。

例えば、、、

「親に暴力をふるわれていたので
子供には絶対に手を上げないようにしよう」

と思っていると、「暴力をふるう」ということに
いつまでもフォーカスしちゃう。

で、何かの拍子に子供を叩き、
絶対に嫌だと思っていたことをしちゃった･･･
というハンパない罪悪感が重～くのしかかる。

私ってダメな人間だ。。。とガッツリ落ち込む。

これって悪循環ですよね。

大げさな例ですが、小さなことでもあるあるなのです。

子育ては楽しくもあり、大変なことも多い･･･
心から実感。
（今はイヤイヤ期の真っ最中ですし）

子供のためはもとより、自分のために
『わたし原石』をしっかり磨いていくことが
ホントに大切だなと痛感しています。