2024年9月7日の朝8時少し前
1匹の小さいけれど大切な尊い命を見送りました
子猫のダブりんを預かったのは、6月の中旬
ダブりんは3姉弟ですが、2匹の姉とは1日遅れで発見・保護され、うちで預かることになりました
姉猫の1匹が黒猫で、『黒猫』だぶり・・・というわけで<ダブりん>と命名
一番小柄だけど元気食欲いっぱいだったのですが、トライアルを間近に控えたある日突然ご飯を食べなくなり元気を失いました。
動物病院を受診するも思うように回復せず、極度の貧血が発覚。
駆除したはずのコクシジウムも検出され、薬や点滴も追いつかずに入院することになりました
その後少しずつ食べられるようになり退院
安心したのもつかの間、今度は血便も出始めてしまい再入院しました
そして9/6
危篤の連絡を受けてかけつけた私に、極度の低血糖でもうろうとしながらも、にゃーにゃ一と手を伸ばしてきてくれるダブりん
診察、検査もしていただいたが病院でできるこれ以上のことは・・・ない・・・と
最後にブドウ糖の点滴をしてもらい連れて帰りました
ご飯ひと舐めしてくれて、足はふらふらでおもらしもしちゃってるのに、
きちんとトイレでもおしっことうんちをして・・・
ケージに入れたら中から私の手をちょんとつっついて、まるで「やっぱりおうちがいいな」とでも言っているように
その日は一晩一緒に寝ました
夜中早朝に少し流動食を飲めたので
もうちょっと頑張るか?とお代わり用意してたら
声を出してのけぞり始めーー
ただでさえ小っちゃかった体が、もっともっと小っちゃくなって、
最後に大きな声だして、しゅーっと静かになりました。
体調を崩してから3週間ちょっとでした。
生後4ヶ月のダブりんは、お空へ帰っていきました。
とても頑張りました。
とても良い子でした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生死をさまようほどの状態の時、
どこまで医療をかければよいのか・・・
いつもそのたびに、迷い悩み
「人間のエゴ」と戦い
それでも何かしらの決断を強いられる
自分がその子の命の限界を決めていいのだろうか?
そんな権利、自分にあるのだろうか?
やれることを徹底的にやるべきなのか?
痛くて苦しくことを強いてまでやるべきなのか?
何も手を出さず静かに見送った方がこの子にとっては幸せなのではないか?
だけど・・・・
手をかければ「奇跡」が起こることもあるかもしれない
何度経験しても
正解はわかりません
正解はないのかもしれません
その子のことを思い、考えて考えて苦しいくらい考えて出した結論なら
それが「今の正解」なのかもしれません
そして、その子の幸せな瞬間の
想い出を胸に
まだまだ救いを必要としている
猫たちのため、
私たちはまた一歩ずつ前へ進んでいくことでしょう
ダブりん またね
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