シェルターニャンズ
2022年 10月 吉日
いつも応援してくださっているみなさまへ
この8月で「町田ねこの会」は9年目への第一歩を踏み出しました。昨年度もたくさんの心のこもったご寄付や応援を賜り、メンバー一同心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
現在はメンバー12名に加え、保護猫の預かりをしてくださるボランティア、そしてシェルターのお掃除や猫のお世話を手伝ってくださるボランティアで運営しています。
今年は、8月に乳飲み子を含む大量遺棄事件が市内で発生し、その猫たちを保護してくださったボランティアさんとかかりつけ医にて偶然に出会い、私たちもできる限りの協力をさせていただくという大きな出来事がありました。
これは明らかに犯罪です。もちろん警察にも通報しましたが、いまだに犯人は捕まっておりません。
決して許されることではない動物の遺棄、放棄。その行為を行った者に対しては、やり場のない憤りを感じますが、
同時にそのことが深く追及されず、当局の捜査も「人」に関することではないため、二の次になってしまう世の中の仕組みにも問題があるのではないかと思います。
二度とこのようなことが起こらないよう、動物、とりわけペットに関する扱いに対しても普及啓発を続けていかなければならない・・・と強く感じました。
さて、前年度もシェルターからあかりちゃんやバロンくん、りゅうくんなど人馴れがイマイチだったり、エイズキャリアだったりとなかなかご縁に結びつかなかった子たちにもご縁をいただき、ずっとの家族の元へ転居していきました。本当に本当に嬉しく思っております。
その一方で、TNR(飼い主のいない猫たちに不妊手術を施し、元の場所へ戻す)、それに付随する保護依頼も後を絶ちません。シェルターで引き受けられる匹数には、限界があります。
どの子もみんな保護できる環境、資金、人員等があれば・・・本当に悔しく辛い想いでいっぱいです。
地域の方々からも、目の前にいる猫たちを何とかしてあげたいとの思いでご相談をいただくのですが、ボランティアだけの力ではどうしようもないのが現実です。
もし、そのような猫たちを見かけたり、近くにいる場合には、まず自分たちでできることはないか?とお考えいただけるとありがたいですし、どうすればよいかを私たちと一緒に考えてくだされば、今以上に助けられる猫たちが増える・・と町田ねこの会では考えています。
『飼い主のいない猫を増やさない!』『虐待の対象や交通事故に遭うような境遇で生まれる猫を減らしたい!』
そう想い、願って活動していますが、毎日“命”と向き合う中で時には“苦渋の決断”を迫られることもあります。
人間のエゴであり、傲慢さではないのか・・・と自問自答する日々もあります。
しかし、まだここで歩みを止めるわけにはいかないのです。
町田市内にはまだまだ飼い主のいない猫(ノラ猫)がたくさんいます。多頭飼養をして増やしてしまっている人もいます。不妊去勢手術の必要性をもっと多くの方々にお伝えしなければなりません。
今年度も皆様からのご支援に応えられるよう踏ん張って参る所存です。
今後とも、何卒 町田ねこの会の活動へのお力添えをお願い申し上げます。
昨年度の「町田ねこの会」が関わった猫たちについては、以下の通りです。(2021年8月1日~2022年7月31日)
・不妊去勢手術をおこなった猫数 52 匹
・保護した猫数 90匹
・譲渡した猫数 59匹
簡単ではありますが、昨年度の収支をご報告いたします。
詳細につきましては「町田ねこの会」のメンバーにお尋ねください。
2021年8月1日~2022年7月31日まで
ご寄付その他 1,865,781 円 支出 2,434,163 円
季節の変わり目、
どうぞご自愛くださいませ。
町田ねこの会 メンバー一同
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