5月の初め、TNRをしたいが力を貸してもらえるか?という問い合わせがはいりました
私たちは「飼い主のいない猫を増やさない」ということを主な活動とし、
そのためのサポートや捕獲器の貸し出しは
町田市内のどこへでも行ってお手伝いをしてきています
今回もお手伝いをさせていただくということで現場へ出向きました
相談者様が確認できる限りでは6匹ほどいる様子で、その中に怪我をしている子がいるとの事
すぐ近くの方が餌やりをされていたため
その方も含めて捕獲し病院へ連れていくことになりました
後日、捕獲を決行し、運よくすんなりと入ってくれました
まだ若そうなサビ柄のメス猫でした
保護した時点で
彼女には『ヒカル』ちゃんという名前を
つけました
かなりひどい怪我を負っていて
左後ろ足がパンパンに腫れ
よく見るとウジか虫がたかっている
状態でした
かかりつけの動物病院で診察した結果
手術をしてみて状況によっては切断も
やむを得ないということでした
そしてその夜23時過ぎまでかかり
手術をしていただき、
残念ながら、太もものあたりから脱脚となってしまいました
それでもヒカルちゃんは頑張ってくれ
何とか持ちこたえてくれました
術後は、点滴に痛み止め等を加え
先生もずっと見守っていてくれました
翌日、メンバーがヒカルちゃんに会いに行ったのですが
意識のないヒカルちゃんと対面
日中に重積発作のようなてんかんが起きたとのこと
足を切断したことやノミが多くそのため
極度の貧血が起きたのかもしれない
もしくは、術後のショックで脳梗塞の
症状を併発した可能性も…
傷がひどかったので白血球も40000ほどあったそうです
内臓に問題はなかったので、脳圧を下げる薬とともに点滴を施していました
しかし・・・
みんなの願いも虚しく
深夜1時2分、ヒカルちゃんの命の炎が燃え尽きました
たくさんのお花に囲まれた
ヒカルちゃん
寂しくないように
お友達猫さんの絵を描きました
真心動物霊園さんへ
荼毘に伏される時
お空を見上げて🌈
ヒカルちゃん
手術して良くなったら
ずっとのおうちを探そうって
思っていたのに…
残念で
悲しくて
悔しくて
たまりません
もう少し早く出会えていたら…
救いたかった命
でも救えなかった命
怪我をしている猫と出会った時
おそらくほとんどの人は
かわいそう
なんとかしてあげたいって
思うことでしょう
でも
どうやって捕まえたらいいのか
捕まえられたとして
動物病院へ連れて行っても
いくら費用がかかるのか
そのお金を払えるのか
そのあと自分は飼えない
いろんなことを考えて躊躇してしまう
と思います
だけど
人間が関わらずしてその猫を救うことは
できないんです
人間の勇気と行動が必要なんです
まずは【命を救う】こと
私たち〈猫のボランティア〉であっても
猫を救うためには
勇気もいるし
保護場所も必要だし
もちろんお金も必要です
けれどそれは【命を救う】と決断した
後に考えれば良い、と思っています
⚫︎保健所に相談する
少なくとも町田市の保健所は
即殺処分…なんてことはしないです
必要なら保健所から
私たちボランティアに話が入ります
⚫︎友人知人に少しの間預かってもらう
⚫︎その子を知っている近隣の方と話して
なんとか絞り出して費用を集める
⚫︎SNSで支援をお願いする
私たちでさえ
そのような形で周りの方々に
応援をお願いしながら
【救わなければならない命】と
向き合っています
どうかみなさま
傷ついた猫に出会ったら
勇気を出して相談してください
早ければ早いほど
救える命が増えるのです
ヒカルちゃんのためにも・・・
※上記に記述した内容は
あくまでも町田ねこの会の考え方
であることをご了承ください
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