8/22 9:45
地域猫活動のお手伝いに入っているS地区の
Oさんから緊急電話が入りました
仕掛けておいた捕獲器に
大けがをした猫が飛び込んできた・・・と
・・・・・・・・・・・
Oさん宅の周りの家でご飯をもらっていた
その猫はOさんのところへも時折顔を出し
他の猫たちとともにご飯を食べることも
あったそうです
人慣れはしていないので触ったこともない
その子を0さんは「ミケ」と呼んでいました
年齢は、6~10歳くらい
不妊手術はしていないのでこれまでに
何度か出産をしているはずなのに
0さんのところへ子猫を連れてきたことは
なかったそう
S地区のお手伝いに入ったのが7月の後半
見知らぬ私たちが訪れることで
臆病なミケはここに姿を現さなくなって
しまったようです
「ミケ、どうしているのか・・」と
0さんが心配していた最中に事件は
起きてしまいました
・・・・・・・・・・・
※注意:これ以降ミケさんの手術前後の
写真を載せています
取り急ぎ動けるメンバーが現地へ向かい
捕獲器に入ったミケさんを連れ協力病院へ急行
助っ人さんにも同行していただき
緊急手術となりました
先生の見立てでは
骨折はしていないので交通事故ではない
ハクビシンやアライグマなど他の動物に
噛みつかれ負傷した傷ではないか…
ミケさんの状態は
下肢のあたりを噛みつかれて下腹部には
大きな穴が・・・・
何とか内蔵は無事だったようですが
内臓を守っている皮下脂肪が腐っていました
お腹にポッカリと穴が…
穴の回りの腐敗した脂肪を取り除く
取り除いた内臓脂肪
S地区は緑の木々に囲まれた自然豊かな丘陵地
野生の小動物なども生息しているであろう
その場所は
きっと猫たちにもパラダイスに違いない
けれどそれをいいことに
猫を捨てに来るとんでもない輩がいる、
とも聞きました
手術では
腐った脂肪を除去し空洞になった箇所に
医療用シリコンを注入し
少ない残った皮膚を引っ張って
縫い合わせました
しっぽもちぎられ、膿が出ていたため2/3は断尾
手術は終わり、何とか命を取り留めることは
できましたが
とても大変な手術、処置でした
施術をしてくださったM先生には本当に
感謝いたします
今は助っ人さんのところでお世話になり
うちのメンバーと二人で
連日補液もやってくださっています
助っ人さんにも感謝、感謝です
助っ人さん宅で静養中
細菌感染が怖いので術後服を着ています
やっと今晩になって少しだけ
自分でご飯を口にしたと連絡が
しかし自力でちゃんとご飯が食べられるように
なるまでは油断できません
なんとか回復し元気になってほしい
ミケさんの生命力を信じるしかありません
「地域猫」であるため決まった「飼い主」
はいません
一般的には「野良猫」ということになる
立場の猫
それでも目の前に瀕死の命があったなら
できる限りの処置、手当はしてあげたい・・・
Oさんも助っ人さんも動物病院の先生も
私たちも
みんな「小さいけれど確かな命」をつなぎたい
その気持ちでいっぱいでした
今回の手術・処置代として、約74,000円
今後の治療、薬、補液代等まだまだ費用は
かかることになると思います
ミケさんの手術・処置代、治療費のために
皆様からのあたたかいご支援を賜りたく
ここにお願い申し上げます
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