ふっくら、もっこり
頭の黒い模様と鼻の横にあるホクロがチャームポイントのしろ君。
昨年までは、飼い主のMおばあちゃまのおうちで暮らしていましたが、今年の1月から一緒に介護施設へお引越し。
Mおばあちゃまもしろ君のために、頑張ってお世話をしてきましたが、圧迫骨折に加え恥骨骨折も患い、一人で歩くことも難しくなってしまいました。
Mさんと町田ねこの会とのお付き合いは、さかのぼること15年前。
正確に言うと、「ねこの会とのお付き合い」ではなく、現メンバーのSさんが、近所にいる野良猫の不妊手術をお手伝いしたことから、ご縁ができました。
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TNR→捕獲(Trap)し、不妊手術(Neuter)を施し、元の場所に戻す(Return)
<このTNRをメンバーSがお手伝いしたのです。>
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時は流れ、3年前、2015年のこと。
メンバーSもMさんのことは忘れかけていたそんな頃、ある動物病院からSに連絡が来た。
「Mさんという方が、Sさんの電話番号を知りたいと言ってきているのだが・・・・」
Sが電話で話してみると、あの時のMさん!
飼い猫しろ君の通院を手伝ってほしいとのことでした。
Mさんは、もう車を運転することもできず、しろ君がオシッコもできなくなっている状態になって、Sさんのことを思い出し、藁をもつかむ気持ちで動物病院へ連絡したのだろうと思います。
それから、SはMさんの代わりにしろ君を通院させるお手伝いを始めました。
そして今月、Mさんの腰の具合が悪化し、これ以上はしろ君の世話を続けることができない、と私たちに預かってほしいとの話が来ました。
ずっと一緒に暮らしてきたしろ君を私たちに託すことを決めなければならなかったMさん。
とてもとても寂しかったと思います。
返事はしなくとも、その日の出来事や昔のことなどいろんなことを話しかけてきたのではないかと。
ただそばにいてくれるだけで嬉しかったのだろうと。
だからこそ、ペットの飼育ができる施設に入ろうと決めたのだろうと思います。
昨日(8/16)、Sが施設からMさんを連れてシェルターにやって来ました。
玄関を入るなり、2階のシェルターに向かって、「し~ろ~! しろ~!」と何度も呼んでいました。
おぼつかない足取りで、やっとのことで2階に上がり、
しろ君がはいっているケージの前に椅子を置き、しろ君に話しかけながら、ずーっと見守っていました。
嬉しそうに、懐かしそうに・・・そして少し悲しそうにも見えました。
しろ君のいるシェルターの様子をご覧になって、少しは安心していただけたかなぁ。
Mさん、大丈夫ですよ
しろ君のことは愛情を持ってしっかりケアしていきますから。
ぜひまたしろ君に会いに来てくださいね
いつでもお待ちしていますよ、Mさん
療法食、PHコントロールのウェットに舌鼓
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