「頑張って生きるからね、僕たち!」
そう言っているように見えるのは気のせいだろうか。。。
3匹の兄妹。生後2か月半。
たける♂
やまと♂
手まり♀
3匹ともよく食べ、よく遊ぶ、ごくごく普通の仔猫。
お膝に乗るのが大好きで、スリスリ甘えてくる。
ホントにかわいい盛りの仔猫たち
しかし、ウィルス検査でエイズ(-)白血病(+)という結果が・・・
動物病院の先生には、不妊去勢手術のときに再検査をすすめられた、が同時に短命であるとも告げられた。
愛情たっぷりの飼い主さんとあたたかいおうちを探してあげると決めて保護したのに、おうち探しをあきらめた方がいいのか、
心の中で様々な葛藤が錯綜した。
ボランティアとして、保護した以上譲渡できなければ終生飼育は覚悟の上。
けれど、こんなにかわいくて、甘えん坊でスリスリの子たちを自分の勝手な思いで、「譲渡できない!」と決めてしまっていいのだろうか・・・
『この子たちだけの飼い主さん』を探してあげることが難しいからといって、初めからあきらめていいのだろうか・・・
「今、このとき」を精一杯に生きているこの子たちの幸せは、ここにいることではない。
【種】によって平均寿命は違う。
ハムスターの寿命は2~3年と言われている。
ハツカネズミは1年。
カゲロウ(昆虫)なんて成虫になって24時間。
人間だって、いつ病気や事故で寿命が尽きるかなんてわからない。
期限のある<生>だから、幸せにはなれない、なんてそんなこと、あるもんか
だから、だから、
私たちは、この子たちに<愛情たっぷりの飼い主さんとあたたかいおうち>を探すと決めた