<工場の片隅>からやって来た、そして・・・ | 町田ねこの会のブログ

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町田保健所と協働し、市内の猫問題に取り組んでいます

とある工場の片隅に置かれた段ボール箱の中に、4匹の仔猫がいた。
仕事で使うケーブル状の資材が渦を巻いているその真ん中に重なり合ってその子たちはスヤスヤと寝ていた。
 

 

↑このブログのその後。

 

メンバーInの家で母猫と4匹の仔猫は生活を始めた。

まだ授乳中の仔猫たちは片時も母猫(ヒメ)から離れず、Inが近づくと

「シャー!」の連発。

 

無理もない。

いきなり知らないところへ連れてこられ、母としては何としてでも子供を守ろうとしているのだから。

 

あれから1ヶ月が過ぎ、仔猫も離乳し普通のご飯が食べられるようになったところで、

ワクチンを接種し、母猫ヒメには不妊手術を受けてもらった。

 

5月の町田保健所で行った譲渡会で、息子さんの情操教育にぜひ猫を・・・

と来場されていた市内のご家族に、仔猫たちの写真を見ていただいたところ、

とても気に入ってくださった。

 

K様は、ご夫婦と娘さん、息子さんの4人家族。

初めての猫との生活。
いろいろ不安もあるかと思ったが、2匹で飼育することをお勧めした。
 
2匹であれば、留守の間でも寂しがらずに遊ぶことができるし、なによりも
猫同士のコミュニケーションを見ることから、何か息子さんも考え、感じることが
多いのではないか・・・と思った。
 
へーすけ♂くん と ウメ♀ちゃん
 
K様からは、
「ケージから出たい時にはかわいい声で鳴いて、元気にあちこち歩き回るので後を追うのが
大変。 もぐりこめる隙間が多いのでバスタオルなどを詰め込んで隙間対策している。」
とのメールをいただいた。
 
12歳になる息子さんは、朝6時に起きて、猫たちにご飯をあげ、遊んであげてから学校へ行くそうだ。
 
息子さん、猫たちからいろんなことを学んでねチョキ
 
 
 
 
 
この子たちが元気に育ってくれれば、息子さんが社会に出る頃までずーっと見守ってくれますよ!!3
その日まで、愛情いっぱいにかわいがってあげてねハート