保護経緯
町田動物愛護の会のスタッフにメールがあり、とあるぶどう畑の手製の捕獲の檻に閉じ込められて、
夜中中鳴いている猫を助けて欲しいと言う近隣の方からの内容でした。
その畑の地主さんと話しをしたら、お供え物を食べたり、畑に糞をするから、
お仕置きに食パンを餌に檻に閉じ込め、2〜3日したら離すと言う事をしていた様です、、、。
それは動物虐待にあたりますよとその方に話しをさせて頂きました。
一旦シェルターに保護しましたが、血液検査の結果、白血病とわかり、急ぎシェルターの和室部分を
エイズと白血病の部屋に分離して、保護しました。
しかし、夜毎脱走しようとしたため、嵐と命名。
ものすごい勢いでパンチが飛んで来るので、なかなか触ってやる事も
できないうちに、急激に食欲が落ち、美味しそうな餌をあれこれ入れてみても
ほぼ手付かずの日が続き、いよいよ通院と言う前日に
やっと、皮の手袋で撫でさせてくれましたが、
朝早く天国へ逝ってしまいました。
嵐の爪痕が木の扉に刻まれ、それを見るたびに果たして
保護して良かったのか?
どの子の時も思い巡らす事ではあります。
最期に皮の手袋越しではあっても、会話ができた後の旅立ちだったので
これで良かったと思うようにかんがえている次第です・・・。
保護という現実、、本当に難しい。
みんなが幸せになってほしい・・・。
前日の嵐