猫たち自身は・・・。 | 町田ねこの会のブログ

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町田保健所と協働し、市内の猫問題に取り組んでいます

先月、病気療養中だったノーズちゃん・みなみくん・クロくんと、続けて天国に行ってしまいました・・・。

 

人懐っこい、高齢のノーズはおそらく元飼い猫で、鼻の腫瘍の病気が重くなって遺棄されたのでしょう・・・。

 

みなみくんは、飼い主が老齢で亡くなり、その後、そこにいたみなみくんは、その親戚に追い出され、隣人たちに餌をもらって高齢でありながら初めての外暮らしを1年間経験しました。

その後保護されましたが、その時にはすでに手遅れの病気悪化状態・・・。

 

クロは野良生活から保護されました。

 

皆、保護され、治療を受けることができ、痛みも軽減されながら、逝ったことは、どの子にとってもよかったことだと私達は思っております。

 

ただ、猫たち自身にとっては・・・・どうだったのか・・・。

長年暮らした家族・家が恋しかったのかもしれません・・・。

もしかしたら、保護された後も、また棄てられてしまうかもしれないと不安があったかもしれません。

人間同様、犬にも猫にも感情があります。

嬉しさ・楽しさ・怒り・悲しさ

 

適切な終生飼養は愛護法にも唱ってあります。

愛護動物遺棄は犯罪です。

 

このブログをみてくれる方は、そんなことはわかっていると思います。

どうすれば、動物を遺棄・虐待する人がこのことをわかってくれるのか。

そのような人に説得すればわかってくれるのか。

難しいです。

 

このことは、私達ボランティアの課題の一つでもあるのだと思います。

 

 

みなみくん

みなみくんを可愛がっていたおじいさんおばあさんも、お空から、みなみくんが棄てられていく姿をみたくなかっただろうな・・・。

 

クロくん

最期の最後まで生きることを諦めずに頑張ったクロ。

だんだんと痩せていったクロ・・・。

天国では元気に走り回って遊んでね!

 

ノーズちゃん

鼻の腫瘍痛かったんだろうな・・・。

どこのお家にいたんだろう・・・。

病気になってしまっても、家族なのだから、治療をし、最期まで可愛がってほしかった・・・。ノーズもそれを望んでいたはず・・・。