早稲田大学マニフェスト研究所の実施している2015年度の議会改革度ランキングで、町田市は1,460自治体中、初の一桁台、9位になりました!

2013年11位→2014年10位→2015年9位

と、着実に順位が伸びています。

ちなみに、東京都内ではずっと1位です。

その内訳を見ますと、

情報共有19位、住民参加3位、機能強化57位

となっています。

(1) 情報共有(本会議などの議事録や動画、政務活動費・視察結果の公開等)
(2) 住民参加(傍聴のしやすさ、議会報告会などの実施、住民意見の聴取等)
(3) 議会機能強化(議会本来の権限・能力を発揮するための機能強化状況等)

情報共有については、本会議の動画はインターネット中継はもちろんのこと、録画についてもすぐにアップされます。政務活動費や視察結果の公開はもちろん実施。

住民参加は、年間傍聴者が1,000人を超えていたり、請願で請願者の意見陳述出来る仕組みなどが進んでいると判断されています。

議会機能強化が他の2つに比べて低い理由としては、議会基本条例が制定されていないことにあるようです。昨年のレポートによりますと、議会改革度ランキング上位100議会のうち、98%が議会基本条例を制定しているとのことでした。

つまりは、上位100議会のうち、議会基本条例を制定していないところが2議会しかないということになります。しかし、町田市議会では、有名無実化する条例を作るよりは、条例を作らず実務ベースでしっかりやっていった方がいいという意見が多いです。

ランキングはあくまで一つの指標です。評価されることは大変喜ばしいことです。しかし、より大切なのは、市民にわかりやすく、多くの市民が関われる議会であることだと思います。

そのための仕組みをどんどんと作っていきたいと思います。