この不況下でなかなか銀行はお金を貸しません。今、大半の融資は銀行がほとんど損をしない保証協会の保証付きの融資です。そして、東京都や市の制度を利用するのが一般的になりました。現在町田市の制度融資は他の市に比べるとその制度も少なく、また、上限が1,000万円までとなっておりますので、これを大幅に改訂し、借入上限を2,000万円まで拡大し、より利用しやすい制度にします。また、不動産担保付であれば、上限を5,000万円まで引き上げることも検討。これは町田市が建設業・不動産業が多いことに対応した措置です。実際、町田市は商業都市であり、産業はほとんどありません。現在町田は人口42万人を越える全国の中でも有数の都市となりました。しかし、町田市はメーカーなどの企業はほとんどなく、産業面が弱いこともあり、今後町田市のさらなる発展を目指し、そして福祉の町としての地位を確立して行くためにも、その前提となる産業誘致は不可欠です。産業誘致の対策、産業の育成・支援のための制度や仕組み、施設などを導入し、産業を活発化させ、長期的に税収を確保できるまちづくりを考えております。