ふまねっと運動中は歩幅が広がっているのに…、


家での歩行も初めより安定しているのに…、


外へ出るとなぜ歩幅が小さくなるのか…!?



今の状態が、


この利用者の限界なのだろうか…?


正直、悩みました…(@_@;)



ふまねっと運動は元々、


認知機能&歩行機能の10%程度


改善が期待できるといわれています。



しかし、それぞれ10%以上の改善した人を


私は何人も見てきました。


ただし、もちろん個人差はあります…。




話は少し反れますが、


皆さんは、車の免許を取得したばかりの頃、


教習所で習った流れを


『意識』して運転するがあまり、


今より下手だったと思いませんか?


それが回数を重ね、今はある程度、


『無意識』で運転しているはずです。


そして、今の方が楽に安全で上手なはずです。


いかがでしょうか?



わざわざ、


① 『キーを差し込んで』


② 『ブレーキを踏んで』


③、『キーを回す』


…なんてしませんよね(苦笑)


(危険予測や、道路交通法は意識しているはず)



やはり、歩行の反復練習が


もっと必要なのではないか…


ステップの難易度も重要だけれど、


歩数なのではないか…


じゃあ、どれ位をどの期間で…。

色々考えました。




『もっとシンプルにいこう!』


 何だか吹っ切れました(*^_^*)



① 『家の中でも、家の外でも、


ふまねっと運動中と同等の歩行にしたい!』


② 『意識してできる』から『無意識でもできる』へ。



○○さんの


『歩行機能を向上させ、転倒のリスクを激減させる!』


私は自分の中で決断しました。




もちろん、


ご本人に対してのアプローチには配慮しました。



5月に入ってからの、


外出介助(安全確保のための付き添い)時は


『ふまねっと運動の時みたいに!』 (*^_^*)


『歩幅を広げるように、意識して歩いてみましょう!』 (^-^)


『足を上げる意識で歩いてみましょう!』 (^o^)丿


と、声かけをするようにしました。




今は意識しないとできなくても、


いずれは声かけしなくても歩行が


しっかりできるようになることを信じて…。






つづく…。








訪問介護 敬愛ホームページ


訪問診療 敬愛クリニック