はい、というわけでまたまたご無沙汰の通常運転まちだけんでございますが笑、
残暑の厳しい今日この頃、親愛なるブロガーの皆さま如何お過ごしでしょうか
思えば10代の頃に結核なんぞを患って一歩も外出できなかった夏がありまして、
こうクーラーがん焚きでタオルケットにくるまりそうめんなんぞ貪りついてると、
なぜか若返った気分になる♪
(ひきこもり)
なので特に8月っていうと少々イキったモードになって無茶しやすいんですよね
ところが今年はいつになく海の向こうが騒々しいようで、、
むかしむかし、円が世界で一番強かった頃、その街は移民たちであふれ、まるでいつかのゴールドラッシュのようだった。円を目当てに円を掘りに来る街。そんなこの街を移民たちはこう呼んだ、“円都”イェンタウン。でも日本人はこの名前を忌み嫌い、自分たちの街をそう呼ぶ移民たちを、“円盗”イェンタウンと呼んで蔑んだ。ちょっとややこしいけどイェンタウンというのは、この街とこの街に群がる異邦人のこと。がんばって円を稼いで祖国に帰れば大金持ち。夢みたいな話だけど、何しろここは円の楽園・・イェンタウン。そしてこれは、イェンタウンに棲むイェンタウンたちの物語。
イェンタウンは、
おまえたちの故郷の名前だろ。
<映画『スワロウテイル』より>
何年か前のやっぱり8月に職場付近の中央分離帯で立ち往生してる男女がいて、
銀座のド真ん中ですから人通りも車通りも多く暑いし男性の方は年寄りだしで、
身動きが取れず女性の方も可愛かった困っていたので信号待ちして駆け寄った。
声をかけると父娘らしくお爺さんは足腰弱くて足がすくみ歩けないみたいだし、
ボクがおんぶして中央分離帯から目的地付近まで歩行介助をしてあげたんだよ。
そしたら少し腰掛けて一息ついたお爺さんがカッっと目を見開いて、
「・・こんな日本人がまだいたのか!」
(なめんなじーさん)
どうやら在日韓国人の父娘ということなんですね〜
時間ないんで挨拶だけしてボクはそそくさと会社へ戻ったわけですけれども、
あの時の老人の言葉がよくまだ理解できていません
ボクは結果的に素敵な女子の前で親切をしてイイ気分になっただけなんだけど、
咄嗟に困ってる人へ国籍や職業や下心で判断してから手を差し伸べるのが常識?
そうじゃないでしょ?
ところが根気よく手を差し伸べ歩み寄ってもあちらこちらへ嘘や妄想を言いまわり、
あることないこと大声でわめき散らして約束も守らない話し合いにもならないしで、
しまいには銃口を向けてきた挙句に上から目線で文句言うなよ冷静になれってさ笑、
もしでもそんなご近所さんがいたら、
ひとまずハシゴを外すよね。
(究極のおもてなし)
実は今回オススメの作品はボク的に総合ジャンルでベスト5に長年ランクイン!
監督は岩井俊二氏で主演は三上博史さん、CHARAさん、そして伊藤歩さん
他にも江口洋介さん、渡部篤郎さん、山口智子さん、桃井かおりさん(!)など、
おしなべて全員が怪演♪
(クミチョ)
加えてミッキー・カーチスさんと大塚寧々さんの存在感もボクは大好物です
まぁ浅野忠信さんがどこに出ているのかはお楽しみにしておきますけれども
全体の特徴的なセリフまわしには色んな意見もありそうですがこれはリアルで、
確かにインターナショナル・スクール出身や海外の友人とはこんな感じですネ、
まともに母国語しか話せなくても日本語、英語、中国語、ごちゃまぜの会話w
これほど国際社会の足元を描き切って問題提起と自浄作用を促す邦画も珍しく、
深刻なテーマも様々な名作などをコミカルにオマージュしながら耽美に紡ぐ・・
今こそ観てほしい!
(汗くさいよ?)
もうね色んな人々が諸々の事情で逞しく生きていこうとしているわけですけれども、
棒で線を引いたみたいなお花畑に辿り着けないからって八つ当たりされても困るし、
受け入れる側も歪んだ歴史認識を増長させちゃうような労働条件でお招きしてたり、
お互いが生活の営みを尊重する為にも約束とルールは守らないと事態は悪化〜
お盆休みの最終日を飾った、鑑賞の度に強烈な残り香を変えてくる眩しい作品。
さて、明日からまた仕事だ♪
(クビキレ)
■お気に入りのキャラ:アゲハ
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特典付きDVDを手放したくないくらい大好きな作品です