マスク[1994年アメリカ] | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

洋画をあまり見ない妻が「これはいい!」と勧めてくれた本作を観たことがなかったので借りてみました。ただ茶の間で吹き替え版で観ると周りがうるさいのでなかなか内容が頭に入って来ず、したがって早朝に一人で観ることにしました。私は洋画に関してはどうしても字幕で観たいのです。たしかに山寺宏一もいいのですが、やはりジム・キャリーは本人の声を聴きたいのです。

 

この映画、実はずっと前から知っていたのですが敬遠していた理由は、「気持ち悪い」というものでした。緑色のマスクをかぶったハイテンションのジム・キャリーがどうしても気持ち悪くて、なかなか観ようという気持ちが起こらなかったのです。ただ最近はいろいろと気持ちよかったり気持ち悪かったりする映画を観ているのでハードルが下がったのかもしれません。これも巣ごもり効果です。

 

観てよかったです。楽しかったです。そしてデビュー間もないキャメロン・ディアスがこれまた素晴らしかったです。

仮面をかぶることにより、知らない自分が出る…古今東西、そうなのですね。冴えないジム・キャリーは拾った不思議なマスクをかぶり、普段出せない欲望を表に出す超人になってしまいます。ただ大事なのはマスクの下の本当の姿…それを教えてもらったジム・キャリーがマスクを捨てるシーンが実によかったです。

この映画は1994年の作品です。私が大学に入る前です。この時点でCG技術はここまで進んでいたのかと驚きました。ただし映画に出てくるパソコンはかなり古いものでした。

ジム・キャリーが観ていたアニメはVHSでした。

 

ジム・キャリー出演作品は、昨年だけでほかにも2作観ています。つい最近の作品『ソニック・ザ・ムービー』は我が子が「これ観たい」と言ったので観に行ったのですが、主人公ソニックの宿敵ロボトニックがまさかのジム・キャリーでした。どこかで見た顔だなぁと思っていたのですが、エンディングのクレジットを観て驚きました。

これぞエンターテイナー、ジム・キャリーです。