
私の家では「奮発」と言ってもいい「真子鰈(まこがれい)」、これは実に美味でした。「真子」とは卵巣の意。旬は夏のようですが鰈が「真子」を抱くのは冬だそうです。この「真子」が、実に旨いのです。
【材料】
・真子鰈の切り身:2切れ
・増えるわかめちゃん:少し(びっくりするくらいに増えますので本当に少しでいいです)
お汁はだし汁500ミリリットル、そして醤油・酒・味醂・砂糖を5:4:3:2の比率で入れます。そして煮立ったところで鰈を投入し、やや弱めの中火で煮ます。その際落とし蓋(ボビー・オロゴン曰く「お年寄りの豚」)を使います。荷崩れを防ぐ為と聞いた事がありますけれども、私は鰈でしか使った事がありません。
15分くらいで、できます。これくらいで終えると、「真子」がとろとろで、実に旨いです。
付け合わせにはワカメ。余った煮汁で火を通しただけ。これもまた、美味。
なお鰈は骨がゴツいので、食べる時もさほど面倒ではありません。そこもまた鰈が愛される理由なのかもしれません。