七草粥を初めて作ってみた | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。


すずな、すずしろ、せり、なずな、ほとけのざ、ごぎょう、はこべら(なおせり以降は現物との照合ができておらず・・・というかちゃんと揃っているのかどうかも実は判然としていないことを告白しておきます)この辺りは、もっと勉強せねばなりません。

古くから日本で行われていることをもっと大切にしようと思ったのは、息子が産まれたことと決して無関係ではありません。これは「気負い」にほかならぬものかもしれません。しかし日本人として知っておいてほしいことは多々あり、それがあるからこそ国際的にも通用する一人の人間として生きることができるのではないかとも思います。したがって親の我々もきちんと勉強せねばならぬと考え・・・

人生で一度も食べたことのない「七草粥」を作ってみました。せめて一度くらい食っておけよとは思いましたが。

【材料】
・七草:上記1セット
・お米:1カップ

米1カップに対し3.5倍量の水を入れ、塩を入れて鍋で炊きます(沸騰させてから30~40分、弱火で放置)。一方で七草セットのうちデカいやつ(すずな・すずしろ)は細かく切り、残りはそのままで茹でます。そして冷水にさらしたのちにぐっちょんぐっちょんに刻みます。
(その間、ほかの料理の準備やら・・・)
40分後、お粥になったところで(初めての挑戦にしてなんと成功!!)塩と醤油をテキトーに垂らし、かつ予め茹でて刻んでおいた七草を入れて完成。
・・・調子に乗って、餅も足してみました。

結果、ビジュアル的に餅がかなり邪魔になりました。


お味。うーん・・・食べられないこともないのですが旨くはないです(というかそもそも旨いというものではないのかもしれません)。ただこれは風習であり、「無病息災」を願うもの。人生においてはおいしくなくても食べなければならぬものもきっとあるのでしょう。【とはいえ七草粥というものを初めて口にする者としての率直な感想は「悪くはない。イケる」でした】


ただ妻の感想はそうではありませんでした。一言。

「草の味がする」

・・・ええ草ですからね。というか草というものを食ったことがあるのかというツッコミを入れたくなりました。(いえいえ考えてみればほうれん草も草です)

結局妻は醤油を足して味をごまかしながら8割食べて終了(笑)。

なお埼玉県・長瀞の不動寺ではこの七草粥を参拝客にふるまう恒例行事があるそうです。来年はこれにチャレンジしてみたいものです。人が作った七草粥というものは、もしかしたらウマいのかもしれません。ただいずれにしても、息子に歯が生えてものをちゃんと食べられるようになったときに迎える1月7日には、一度はやりたい七草粥。