まるで「加トちゃんけんちゃん」を見ているような気分でした(笑)。いやむしろ「加トけん」は香港映画にかなりインスパイアされていると思われます。それも意識的に。
カンフーアクションは、考えてみれば「酔拳」くらいしか見た事がありませんでした。敵役が当時西武の豊田清氏にそっくりだったのを覚えています。だから何、という話ですが。
やはり、ジャッキー・チェン。
やはり、ユン・ピョウ。
やはり、サモ・ハン・キンポー。
80年代を沸かせた大スターです。本作では彼らがスペイン(バルセロナかな!?)を舞台に暴れ回ります。そして日本人でもはっきり分かる「笑い」の要素もふんだんに入れてくれています。とても面白かったです。勧善懲悪は、世界共通のエンターテイメント。
しかしまぁスペインが舞台の映画で、スペイン人がみんな流暢な広東語を喋るというのはかなり不自然。でもそんなの関係ねぇ分かりやすさがイチバン!!
その潔さが、いいのかもしれません。オーシャンパシフィックピース、つまり「おっぱっぴー」です。
いやスペインだからオーシャンアトランティックピースか。どうでもいいわ。
ベタだけれどもしっかり楽しめる、それが香港映画!

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