5.23 | machicoのブログ

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毎日が浮遊感。

『ポテチ』
『テルマエ・ロマエ』
『ロボット』
『守護天使』
『ジョゼと虎と魚たち』

ここ数日間で観た映画たち。

『ポテチ』は伊坂幸太郎さん原作。
優しさに溢れてる伊坂さんの作品は大好き。
その優しさは決して押し付けがましくなく、そしてちょっとしたずるさがある。
でもそれは「いいんじゃない」と許されるずるさ。人ってそんなに立派じゃないし、
真っ直ぐだけの倫理観って私はどっか嘘くさく見える。
今の世の中に閉塞感を感じるのは偽善が溢れてるから。
原作は短編集の中の一つだから、結構短いです。
おなじみの中村監督(監督出演してる!)と斉藤和義の音楽。
私の涙腺は弛みましたよ。映画館だから我慢してけど、家だったら泣いてる。

『テルマエ・ロマエ』は爆笑を期待すると期待外れ。
面白くないわけじゃないんですよw
北村一輝が一番古代ローマ人でした。。。そんだけの感想。
あと上戸彩がかわゆす。

『ロボット』は話題のインド映画。
CG、ダンス、音楽は噂通り凄かった。映画なんだからやり過ぎ感は全然オッケーだと思う。
でもそれだけじゃなくてストーリーがちゃんと練られてて、ハリウッドだったら、
ここでハッピーエンドで終わりにするんだろーなーってとこをちゃんと最後まで描いてたもんな。
だから結構内容的には重いんです。派手なダンスとか映像に目を奪われがちだけど。
そして女優さんがどえらい美人。

『守護天使』
なんとなぁく借りたDVDで、まぁこんなもんかぁと思って観てたら、
途中から結構恐くなってきました。柄本佑さんのおかげですw
ストーリーはいたって目新しいとこはないんだけど、出てる俳優さんが良い人を揃えてるので、
まずまず楽しめました。

『ジョゼと虎と魚たち』
良質の恋愛映画に出会うと恋がしたくなるな。決してハッピーな映画ではないんだけど。
この世の中に埋もれてしまってる小さな痛みを丁寧に切り取って、両手で包み込むような映画。
一歩間違えると単なるオサレ映画になってしまう。そうならないのは「センス」なんだろうな。