BS-TBSで再放送されていた「想い出づくり。」を見た

1981年放送

山田太一 脚本

古手川祐子、森昌子、田中裕子主演


当時はまだ高校生だったので、見た記憶はない

山田太一は、この次?の「ふぞろいの林檎たち」でハマった 私も2流短大だったので、なんとなく自分に置き換えて見ていたのだと思う


この「想い出づくり。」というドラマは、24歳女子が結婚するまで、想い出を作りたい!といろんなことをする、というストーリーで、とても面白かった!


1981年はまだ雇用均等法の前で、女は お茶くみだけで、結婚退職するのが普通であった

結婚して子育てするのは当たり前でその前に、なんとか楽しいこと、生きがいを見つけたい!と行動するのだ

適当な男と結婚するのではなく、だいだい大好きな人と出会って結婚したい!と望む3人


・ダメンズ(柴田恭兵)を好きになって親に猛反対される古手川祐子

(なんだかんだで結局、結婚しちゃったけど)

・見合い相手に好かれちゃって、親や弟も面倒みてもらっちゃって、結婚を決めたものの3人で式をボイコットする森昌子

(結局、1人で結婚式 を続けた横暴男(加藤健一)の涙にぐっときて結婚したけど)

・自分がのめり込めるほど好きな男と結婚したい!でも親から言われて妥協してそれでもいいと思った男(矢島健一)には、処女ではないという理由でフラれてしまった田中裕子

(結局、根津甚八似(もちろん根津甚八本人)の男と知り合いワイハで挙式した!)


もう、3人に感情移入しまくり!

今ならパワハラセクハラありまくり、古い考えの親との衝突(このころはまだ親の言うことをきくのが当たり前だった)、クリスマスイブとも揶揄された24歳


まさに揺れる24歳

私も東京の短大卒業後、田舎のシステム会社に就職したが、同期が続々と結婚退職していった25歳のとき、会社を辞めて、再度上京した

何か「想い出づくり」したかったのだ、きっと!


そして私は、私の根津甚八を見つけて結婚するまで18年かかるのだが😅


そして、古手川祐子、森昌子、田中裕子の現在、現在までの過程も興味深い

柴田恭兵の真っ白な頭も!(もはや爺)


女性社長、企業家、そして独身が珍しくなくなった今、24歳はどう思ってどう暮らしているのだろう