明治期には芸妓置屋が集まる“遊びのまち”として栄えた下川原町。

そんな町にこじんまりと建つ町家にお邪魔しました。

 

この町家に惹かれた一番の理由は、

ドイツ壁風のファサードです。

 

高岡の町家は、漆喰塗りの外壁が主流であり、

その後の補修でトタンが葺かれたり、タイルがはられたり、

ちょっと今っぽくなった家が多く見られます。

が、今回のザラザラとしたドイツ壁風の仕上げの町家は初めて見ました。

左官屋さんのこだわりだったのでしょうか?

 

早速テンションが上がりながら中へ

 

◆1階

手前は畳の和室2部屋。

典型的な町家型なので、この二部屋だけをお店や事務所として使うこともできそうです。

 

中庭は「坪庭」よりも小さいほどの可愛らしい大きさです。

この小ささでも中庭があることで1階の部屋の明るさは大きく変わります。

先人の知恵ですね。ありがたい。。。

草や落ち葉で殺風景ですが、植物などをしっかりと植えたら素敵な中庭に生まれ変わりそう。

 

奥にはキッチンとお手洗い。

壁が暗いので、内装を塗り替えればガラリと雰囲気は変わりそうです。

トイレのタイルもちょっとおしゃれ◎

 

 

◆2階

階段を上がって2階は手前と奥の2つに分かれています。

おそらく奥の2階は増築されたものなのか、他の部屋に比べて新しいです。ほとんど手をつけずに使える状態。

手前の部屋は和室2つ。

小さな窓からはお向かいの木谷酒店の看板が。

向かいが酒屋だと毎日お酒に困らずに暮らせそうです。

お酒好きにはたまらない・・・

この町家の注意点は

“お風呂がないこと”

です。

ただ、担当の不動産会社との相談次第ですが、自分でDIY可能ですので、シャワーブースを作ることもできそうです。

いろいろと自分の好きな空間にカスタマイズできることが魅力的かもしれません。

 

★こんな人におすすめ
 ・家びらきをしたい人

 ・ひっそりとした住宅街で暮らしたい人

 ・自分でDIYして直したい人

★改修について
 DIY可能な範囲/複数人での共同利用可能かなど、詳細は不動産屋さんに要相談


☆詳しい情報はこちら
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☆気になる方はとやまサンホームまでお問い合わせください。
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