今回は下町のやさしさが残る博労町の町家を見学してきました。
細い路地を入ると昔ながらの町家が建ち並び、昔からお隣さんと支え合いながら暮らし継いできた様子が伝わってきます。
そんな通りに面する建物が今回の物件です。
昭和30年代後半の建築とのことでだいたい築50年程度でしょうか。
前面には駐車場がありませんが、町で運営している駐車場がすぐ近くにあるので車を持っていても心配ありません。
初めて建物を見て思ったことは
「スリム!」
ということ。
間口2間の町家を見学するのは初めての体験です。
シンメトリーな感じが良いですね。
さっそくおじゃましま〜す
◯1階
中に入って玄関を上がると8畳&6畳の和室。
リビングとして使うには十分な広さですね。
奥に進むと階段と水回りです。
左側には埋め込み式の棚、右側にはキッチンシンクがあります。
料理するのには十分な広さですね。
写真ではわかりづらいですが、奥に進むと幅が狭くなっていく形状をしているのがなんだか不思議です。
その奥にはお風呂とお手洗い。
コンパクトなので一人や二人で暮らす分には便利そう。
◯2階
階段を上がると不思議なあそびの空間が。
南西向きに窓もあるので午後にはお日様が入り込みます。
ロッキングチェアに座って読書でもしたら気持ち良さそうです。
個人的にお気に入りの場所。
そこから振り向くと和室(6畳)と洋室(6畳&5畳?)の続き間。
和室を通らないと洋室に行けないので、複数人でシェアする、というよりは一人で違う用途に使うイメージですね。
寝室と作業部屋とか、読書部屋とシアタールームとか、執筆部屋とコレクションルームとか。
一人で使う分にはベストな大きさです。
2階も奥に進むに従って曲線を描きながら細くなっていきます。
はじめは違和感を感じますが、しばらくいると美的ななにかを感じてきてしまう。
全体的に、何か注目ポイントがあるわけではないですが、建物の規模感や賃料、町としての魅力を総合的に考えるとおすすめしたくなる物件です。
~こんな人におすすめ~
・町内の行事やご近所付き合いを楽しみたい人
・歴史と伝統ある町に住みたい人
・趣味ごとに部屋を分けて使いたい人
★改修について
DIY可能かは不動産屋さんに要相談
☆詳しい情報はこちら
http://corenet.cc/detail.php?kc=41&bc=501
☆気になる方は中部地所までお問い合わせください。
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