久しぶりの更新です。

 

今回は金屋町の町家を見学してきました。

 

城下町時代に鋳物師が住み始めた歴史をもつ金屋町。

歴史的な経緯を住民の方々が大切に守りつづけ、

伝統的建造物群保存地区にも指定されています。

通りには石畳が敷き詰められ、さまのこ(千本格子)のまちなみが続く通りを見ると

「こんなまちにゆったりと住めたらいいなぁ」と感じてしまいます。

 

そんな金屋町に空き町家が一軒・・・!

 

 

外観2階の緑銅の壁が素敵すぎる。

詳細な時代は不明ですが、以前は仕出し屋を営んでいたそうです。

おおきなガラス面の入り口を入ると土間の空間が広がります。

 

 

雑貨や本などディスプレイしても似合うし、バーにしても行きたくなるような空間。

よくよく見ると写真の右下にある木の床が。

 

 

なんと地下室付き!

昔はここに燃料等を貯蓄していたのか?

地ビールだってつくれそうな雰囲気。

 

 

小上がりの奥には和室と中庭がつづきます。一体的に使うと大分広い空間が使えることになります。

 

 

2階は洋室+和室+和室と住居として使えそう。

床など部分的に補修済みです。

なんと、3階には屋根裏納屋もあります。どこまでデカいんでしょ。

かくれんぼしたらめちゃくちゃ楽しそう。

 

中庭を進み奥の離れへ。

 

 

離れの1階はこれまた土間空間となっています。以前は車庫に使い、仕出しの品を運んでいたそうです。

階段を上がった2階は和室の続き間が3部屋。

 

 

欄間の造作や襖など、既存のしつらえがとても細やかで落ち着きのある雰囲気です。

 

中庭を挟んで構造が分かれているのでシェアの利用については様々な形態が考えられそうです。

※ただ、この物件は、お風呂がないため、所有者の意向としては「店舗や事務所、工房」として使ってもらいたいとのこと。

 

〜こんな人におすすめ〜

・新しく店舗や事務所を探している人

・古いまちなみでの暮らしを送りたい人

・複数人でシェアして利用したい人

 

★改修について

内装については、床などの基本的な構造は補修済み。

壁や設備などのDIYについては所有者の方と要相談となります。

★共同利用について

複数人でのシェアは可能。

 

☆詳しい情報はこちら
http://corenet.cc/detail.php?kc=61&bc=60
☆気になる方はマルイシ不動産までお問い合わせください。
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