少彦名神のお計らい、かな?
その日会社の仲間が店に来た利用後ソファーにどうぞと促すといつも遠慮がちな彼女には珍しくなかなか帰らずにいる次のお客様の時間も迫っていたのだがなんだか話したいことがあるような気がしてこちらも帰らせる気持ちにもならないでいたすると次のお客様から連絡があり急なキャンセルとなる・・あらあら、これはやっぱり何か聞かないといけない話がありそうだそれとなく促すのだが当の本人には自覚がない様子特に話したいことがある訳ではないというなかなか核心をつかめないだがなぜだか帰らないのだ雑談を続けているとふいに彼女が『 そういえば少し前に 北海道神宮にお祓いをしてもらいに行ってきたんです 』と教えてくれた割と急な会話の転回にあ、これかな?と思うだが内容に特に気になる点はなく大きなメッセージもやってはこないその話も雑談で終わりすでに別の話に移っていたちょっとした会話の切れ間だった〖 あれ??なんだろ?誰かが何かを褒めている〗そのまま彼女にも伝えた『 誰でしょうか?先祖ですか? 』と聞いてくれた以前、彼女にはお祖母さまからのメッセージを伝えたことがあったからだ 「 いっや~ぁ・・違うな、これは なんか、もっと公的な・・・ ・・神様とかそんな感じのエネルギーなんだよな~~~ 誰だろうか・・、 あんまり神様に詳しく無くって・・ あ!そっか!北海道神宮かな?? 」慌てて検索すると北海道神宮には四柱の神様がお祀りされているとのことだったひとりずつ確認するとお一柱ヒットした【 少彦名神 】名前は聞いたことがあったがどのような神様かはまったく知らなかっただがそこに医療や酒の神とあるその神様が彼女を褒めているようだ彼女には大きな持病があるその病気の影響により身体にもさまざまな症状が出ていたけれどもいつも優しく静やかで柔らかな笑顔を欠かさないそんな彼女は持ち前の美貌も相まってみんなの憧れの的だ病気を受け入れなんとか自分なりに明るくいようとするその意識を少彦名神が褒めているのだった「 ・・・すっごい褒めてるよ、 天晴れ!!、だってさ~~!」日常ではあまり聞くことのない褒められ方に彼女がコロコロと笑うそういうところがとても愛らしい続けてメッセージはやってくる「・・な・ん・だ・け・ど・・う~~ん? なんかやっぱり自分を責めちゃうときがあるのかな??」『・・?? ・・う~~ん、最近はそんなに感じてはいないんですが・・』「・・・う? あ、そっか・・それは素晴らしい・・ ・・??? なんかね・・、最近お酒って飲んでる??」可愛らしい雰囲気とはギャップ萌えの彼女以前は毎日晩酌していると言っていた『・・・う~~ん、それが・・ なんだか最近 お酒があんまり美味しく無くって・・』さっきの雑談でもわたしの、いつも有り余っている食欲を笑いながら羨ましいと言っていた体調が優れないからお酒も美味しくないのかな・・と思った「・・・・? 今までお酒を飲んでいた時間って あなたにとってどんな時間だったか?って聞いているんだけど・・」『・・どんな時間・・ う~~ん、わからないんですけど いつも美味しいおつまみを作って飲むのが美味しくて・・』ここのところ腕に影響が起き満足に料理をすることが出来ないというするとふいにすべてが繋がった感覚になる「・・・・・! なるほど、なるほど! あ~~~そういうことかぁ~ おもしろ! 言われたとおりに言うよ!あのね・・」少彦名神はこう言いたかったようだ 病気の影響で料理を作れないことが悲しい → 作れないから美味しいものを食べられない → なので食欲が湧かない → そして料理に合わせたお酒も飲むことができない → 結果お酒が美味しくないそして、真面目過ぎると言いたい様子なのだ 「 なんかね、 美味しい料理に合わせたお酒が飲める機会はまた来るんだから いまはそれにとらわれ過ぎず・・ たとえば・・・ チョコレートとかだっていいじゃない! それだって美味しいよ!ってさ しかも今見せてくれるチョコレートって 全然高級なやつじゃなくて、 小さくて四角くて 両脇をくるくるひねってあるような感じの・・ 大袋に入ったのだわ・・! 」思わず二人で大笑い・・!「お酒が美味しくないと決めつけずに 少量でいいから また楽しんで飲んで欲しいようだね それはあなたにとって・・・ う~~、これはなんだろ? あーーー、まあ浄化とか、弛緩?? に繋がるようだよ 心と身体にも?、かな」そう伝えると笑って彼女もそうですね、と言ってくれた『 わたし、そろそろ失礼します 』頃合いなのか、メッセージが伝え終わったのかニコニコ笑顔で帰って行った