2日間4公演の短さで、もう全日程終了したのでぶっちゃけますが…
いや~…ここまで、観ていて話に入っていけない舞台は久しぶりでした(^_^;)
もう、脚本がヒドイ…高校生が学園祭用に書いてるのかと思えるレベル。
これが漫画アニメ原作の舞台とかなら、ひどい脚本でも開き直って観られる(ネタとして笑う)んだけど、オリジナル作品で残念脚本て、観ていて客席でいたたまれない気分になってくるんだよね…。
役者たちが頑張って演じていればいるほど、やってる事・喋ってる事がそらぞらしく感じられてしまってツライ。
役者陣も何人か演技的に物足りない人がいたけど、脚本がそもそも浅くてそれぞれの登場人物の作り込みが薄っぺらだから、どうしても感情移入しきれない。
台詞が「言わされてる感」ただよいまくりなんだよね…

バックボーンに説得力がない。登場人物たちがそこに「生きて存在している感」がない。
脚本もひどいけど、演出家はどう演技をつけていたんだろうか。
まあ最初にタイトルを聞いた時にもっと大人向けのストーリーなのかと思ってしまってただけに、最初から「タイムスリップファンタジーもの(ちょこっとラブもあるよ)」だとわかっていたら、もっと軽い気持ちで観られたのかもしれないけど…
それでもストーリーがあまりにありがち・お約束キャラ・見たことあるよな展開すぎて

もうちょっと、観てる側をよくも悪くも裏切るような展開が一つでもあってほしかった…
この脚本書いてる人、チラシの略歴見たらテレビドラマの脚本書いてるみたいだけど、舞台手がけた事ってないのかな…。
高山アニキにしても中村龍介くんにしても(知ってる役者さんがこの二人のみなので)他の舞台でもっと輝いてる姿を観てるだけに…「出来る」役者さんである事を知ってるだけに、歯がゆかったな…。
終演後、ロビーにいるアニキに友達と挨拶に向かったのだけど、微妙な舞台だった場合って何を言えばいいか迷うよね

「かっこよかったです~
」とか言うのは簡単だけど、それじゃ後が続かない。出来るだけ失礼にならないレベルで感想と労いの言葉を…と考えながら、「お疲れ様でした」の次に出てきた言葉は「漫画っぽい脚本で、演技しづらそうに見えました」。
…あ、結構ストレートに言ってしまった…!

でもアニキ、いやな顔どころか、それを聞いた途端に憑き物が落ちたような顔になって「そう、そうなんですよ」と大真面目に頷いて、今回のお芝居について自分が抱えてるジレンマや不完全燃焼感を語ってくれました。
もちろん私たちは観客サイドだし、次の日も公演をひかえている状態だったので、愚痴というほどのものではないです。アニキの名誉のためそこのところは念をおしておきます

ただ、真面目にお芝居に取り組んでいるのだという事がわかったので、色々とお話が聞けた事は嬉しかったです。
深夜舞台を抜けてからの一番最初の舞台だったしどんなものを見せてもらえるかと期待してたんですが、色々な意味でこれから挑戦は続いていくんだなあ~と実感しました。
アニキは、自分で役を作り上げていくのが楽しくて好きみたい。
そんなやりがいのある舞台に立てるといいなあと願っています。