実年齢マイナス10歳トレーナーの町田晋一です。
東京都渋谷区・新宿区で「ぽっこりお腹」に悩む47歳女性に向けて、お腹痩せを通じて見た目が実年齢よりも若く見えるようになれるトレーニングを提供しております。
「筋トレや有酸素運動をしてるのにお腹が痩せない…」
という方、下の写真のように壁にかかと、お尻、肩の後ろ、そして頭を付けて立ってみてください。
そうすると頭が壁に付かなかったり付いたとしてもアゴが上がってしまったりする場合、なかなかお腹痩せできない原因として「猫背」が考えられます。
猫背のままで筋トレや有酸素運動を行っても、「穴の空いたバケツ」に水を注ぎ続けているようなもので、十分な効果は期待できないと言えます。
ではなぜ猫背になるとお腹痩せできないのか、その理由に触れた上で猫背改善に有効なストレッチをお伝えします。
猫背になるとお腹痩せできない3つの理由とは?
では早速、猫背になるとお腹痩せできない理由について触れておきましょう。
その理由として以下の3つが考えられます。
- 骨盤が開きっぱなしになる上、お腹まわりに脂肪がつきやすくなるから
- ターゲットとなる筋肉に効かせることができなくなるから
- 脂肪燃焼効率がダウンしてしまうから
詳しくお伝えしていきましょう。
1:骨盤が開きっぱなしになる上、お腹まわりに脂肪がつきやすくなるから
猫背になると胸郭(肋骨、胸骨、胸椎から成る、心臓と肺を取り囲んでいるカゴ状の組織)が落ち込み、腹筋が緩んだ状態になります。
試しに背中を丸めてお腹に力を入れてみましょう。力が入りにくくなることが感じられると思います。
そうなると骨盤が開きっぱなしになったりお腹まわりに脂肪がつきやすくなったりするので、「ぽっこりお腹」につながります。
「お腹だけがなかなか痩せない」という場合、このケースが考えられます。
2:ターゲットとなる筋肉に効かせることができなくなるから
効果的にお腹痩せするには筋トレは必要ですが、猫背のままで筋トレを行っても効果は期待できません。
なぜならターゲットとなる筋肉に効かせることができなくなるからです。
例えば背中が丸まったままで「スクワット」をしても、お尻や太ももの筋肉に効かないばかりか腰への負担が大きくなってしまいます。
いかがでしょうか。心当たりありませんか?
3:脂肪燃焼効率がダウンしてしまうから
また、猫背で胸郭が落ち込んで狭くなると換気量が低下します。
そのため取り込める酸素の量も少なくなります。
脂肪を燃焼させるには大量の酸素が必要となります。取り込める酸素の量が少なくなれば消費できる脂肪の量も少なくなってしまい、脂肪燃焼効率もダウンしてしまいます。
猫背を改善し「お腹痩せ効果」につなげるストレッチ2選
- 写真上のようにバランスボールのトップに頭を乗せ、両手を頭の後ろに組んで両肘を開きます。
- 息を吸いながらお尻を下ろしていき、背中の中部→下部という順にバランスボールにつけていきます(写真下)。
- 背中上部が最大限にストレッチされたところで10秒間静止し、息を吐きながら元の位置へ。これを3回繰り返します。
ポイント
- 両肘をできるだけしっかり開くこと
- 少しずつ可動域を広げていくこと
2.テニスボールを使ったストレッチ
- テニスボールを左右の肩甲骨の間にセットし、両膝を立てて仰向けになります(写真上)。
- 両手のひらを天井に向けて、息を大きく吸いながら両腕を開くようにして頭上まで上げたら(写真下)、息を大きく吐きながら両腕を閉じるように元の位置へ。これを3回繰り返します。
ポイント
- できるだけ大きな円を描くように両腕を開いて閉じるようにすること
- ゆっくり動かすようにし、少しずつ可動域を広げていくこと
このストレッチを行う前後で冒頭で行った「壁を使った姿勢チェック」を行ってみましょう。
そうすると、丸まった背中がリセットされていることを実感できます!
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「もっと手軽にできる猫背改善ストレッチ」がある⁈
今回は、お腹痩せ効果を上げる猫背改善に有効なストレッチをご紹介しました。
この2つのストレッチは実際に私が普段、デスクワークの合間に行っているものです。
とても気持ちがイイ上、簡単に猫背をリセットできるのでぜひ行ってみてくださいね。
実はもっと手軽に猫背改善できるストレッチがあります!
それについては、LINE公式アカウントで配信中の「3分間パーソナルトレーニング」で来週月曜日に詳しくお伝えします。
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