2月3日は、節分でもあり、旧暦の正月でもあり・・・・。
新しい年の本当の意味でのスタートはまさに今日2月3日からとも言われているくらい大切な日だったりしますよね。
主人にとって、2011年2月3日は嬉しいニュースと悲しい知らせの同時を味わった日でもありました。
でも、そこには深いメッセージがあったと思うので、今日は書き記しておこうと思います。
昨日で仕事を終えた主人は、いつもなら次の日は少し長めに睡眠をとるものの、今日は朝早く家を出発して、ある方に会いにいきました。
主人が若い頃から本当に大変お世話になった、お医者様・・・。
その方が急にお亡くなりになったということで、会いに行ったのです。
近年は、お体を悪くされていて、健康面に心配があったようですが、今年頂いた年賀状では昨年11月に手術をし、救われました!という内容のものだったので、まさか・・・・。
亡くなることがあるとは思ってもいなかったと思います。
主人にとっては、若い頃から多くの面でサポートしてくださり、ユーモアと愛情あふれる方だと伺っていたので、実際接したことがない私にとっても、何となく浮かんでくる人間像みたいなものがありました。
とっても人情味あふれる素敵な先生だと思います。
でも、その先生が亡くなり、主人がその先生のお宅にお邪魔している間、私は子供と二人車の中で待っていたのですが、涙が止まりませんでした。
どうして?
涙がこれほど出てくるのか自分でもわからず・・・。
とっても切ない主人の気持ちがその場にいなくても伝わってくるようでした。
きっと、その先生にして頂いたことは、主人の中で色濃く、鮮明に覚えていることであって・・・。
心から感謝の気持ちでいっぱいだったんだと思います。
又、強い選手になっていく過程の中では欠かせない存在だったことと
支えてくれている方々の一人だったことは間違いないと思います。
帰りの車の中で、私に一言。「こんなに悲しいのは久しぶりだ!」と言ってました。
そのくらい大きな方だったんでしょうね。心からご冥福をお祈りいたします。
そして、同じ日の午後には・・・。
今、一生懸命教えている、若手選手の初優勝!があって、それはきっと嬉しかったと思います。
悲しいことと嬉しいことが同時にあって、幕を閉じる出来事と幕開けのような・・・。
密接につながっている方々だからこそ、複雑な気持ちになっていると思うけれど、ここに主人への今年のテーマがあるんじゃないか?と思ったのです。
今日の日から学んだことは、「与えることと受け取ることのバランス!」
先生からは本当に多くのことを与えていただき、その与えて頂いたことは彼の人生の中で、とっても大きかったと思うのです。
でも、そういう方と出会え、何かを与えていただき、それが自分の糧となり、肥料となっていたのだとしたら、
今度は自分が「何かを与える」という役目をしていくと思うのです。
ここ最近は何人もの若手選手の方に、自分の知恵だったり技術を伝え、またノウハウを教えることを自然に始めたけれど、今度は自分が、誰かに何かを与えながら、誰かを引き上げたり、スランプから脱出する方向に導いてあげたり、きっと、何か助けになることで、また何かを得ることができるような年になるんじゃないかと思ったのです。
今日の若手選手の優勝は、ここがスタートであり、これはまだ通過点かもしれないけれど、自分のしたことで、誰かが喜び、そこで、感謝の気持ちのエネルギーを頂くということは、すごいことだと思います。
今月は、一流選手になって20年の表彰式があり、今年は、21年目のスタートの年・・・。
21年目は、自分のプラスのものや、プラスの波動を誰かに伝えることで、そこから何かを受け取れる年だと思うのです。
逆をいえば、よくないことをしたら、その分のよくないことがおこるかもしれないけれど、
いいことをすれば、その分自分に返ってくるような年になるんじゃないかと思ったのです。
誰かから、感謝の気持ちのエネルギーを頂くことは、自分を高めていくことにもつながると思うので、これからもそれを続けていってもらいたいな~。と思いました。
私もそういう所を見習って、誰かに喜んでもらえるような・・・。
そんな自分に成長していきたいです。
今年はどうやら、そんなテーマの年になりそうですが、自分を高める過程として頑張っていきたいです!!