わたしがよくいく近所のカフェへ。
あたりさわりのない話をしてから、わたし。
言えることは言おうと思った。
「この前、ごめんね。
女の子の日だったからちょっと感情的になっちゃって。
もっと落ち着いて話をきちんと聞くべきだった。」
「ううん!あやまる必要なんかないよ。
macherieはちゃんと話を聞いてくれたよ。
ぼくのほうこそ、ごめん。」
「わたし、女のコの日のときって
いっつもイライラしちゃうの。
元彼ともほぼ毎月、喧嘩してたんだー。」
「そうなの?」
「うん。それに、なんか、Oのこと怖がらせちゃったなって思って。
そんなつもりはなかったんだけど。
わたしたち、まだ知り合ってから2ヶ月しか経ってなかったんだね」
「え、2ヶ月って忘れてたの?1年くらい付き合ってると思ってた?笑」
「うーん、、、、もちろん1年とは思わないけど
そんなに短いってことは忘れてた。
わたしにとって、Oといることがあまりに自然すぎたから。」
「それはぼくも同じだよ!macherieといることがとてもナチュラルに感じる」
「だからね、そんなに知らないひとの物が家にあったら、やっぱり
いやかなーって。あとで思ったの。」
「macherieは悪くないよ!
だって、ぼくだってそのときはOKとおもったんだもん。
そのときに知ることはできなかったんだよ」
他にも、いろいろ、いろいろ話した。
冷静になったらいいたいことが言えた。
「そろそろ、帰るね」
「うん。家の前まで送るよ」
このころには、Oの手はテーブルの上でわたしの手に重ねられていた。