子供に怒ってしまったあと、
「また怒っちゃった……」
「こんなことで怒るなんて、私はダメな母親だな」
「もっと優しくしてあげたいのに」
そんなふうに、自分を責めてしまうことはありませんか?
子供にイライラしたことよりも、
怒ってしまった自分が嫌になって、落ち込んでしまう。
今日は、そんな「子供に怒ってしまう自分が嫌い」という自己嫌悪を、少し違う角度から見てみたいと思います。
私が思考の学校で学んでいることの中に、
「目の前の現実は、自分の思考を映し出している」
という考え方があります。
これを子育てに当てはめてみると、ちょっと面白いことが見えてきます。
① 子供は、自分の「子供心」を映している
子供って、親の言うことを聞かなかったり、
だらだらしていたり、
好きなことばかりしていたり。
大人からすると、
「もう!なんでそんなことするの!」
とイライラしてしまうことがありますよね。
でも、もしかしたらその子供の姿を見て、私たちの中にある何かが反応しているのかもしれません。
思考の学校では、子供は自分自身の子供心をそのまま表している存在とも考えます。
だから、子供のある部分を見て、
「そこ、直してほしい」
「そんな自分にはなってほしくない」
と強く思うとき。
実は、自分自身の中にも、
「本当はそうしたかった」
「でも、そんな自分はダメだと思ってきた」
という部分があるのかもしれません。
② 子供に怒ったあと、なぜ自分が嫌になるの?
子供に怒ったあとに自己嫌悪になる。
その理由も、少し見方を変えてみると分かりやすくなります。
もちろん、
「子供に怒ってしまった。傷つけちゃったかもしれない」
という気持ちはあると思います。
でも、それだけではないのかもしれません。
子供を見てイライラする。
その子供に対して怒る。
でも、その怒っている自分自身の中にも、子供と同じような部分がある。
だから、実は子供に怒りながら、自分自身も傷ついているのかもしれない。
「こんな自分、嫌だ」
と自分を責めてしまうのは、
自分の中にある「嫌っている部分」を、目の前の子供を通して見せられているからなのかもしれません。
そう考えると、
「私はなんてダメな母親なんだろう」
と自分を責める前に、
「私は、子供の何にこんなに反応したんだろう?」
と、自分の内側を見てみることができます。
③ 子供を変える前に、自分に問いかけてみる
では、今日から何をしたらいいのでしょう?
まずは、子供のどんなところにイラッとしたのかを書き出してみます。
「言うことを聞かなかった」
「いつまでもゲームをしていた」
「片付けなかった」
など、できるだけ具体的に。
そして、
「私は、子供の何に反応したんだろう?」
と考えてみる。
さらに、
「それって、私の中にもあるのかな?」
と、自分の中を見てみる。
もし、
「本当は私もそうしたかった」
「私も自由にしたかった」
「私もこういうふうにしたかった」
そんな気持ちが出てきたら、
「そんなこと思っちゃダメ」
と否定するのではなく、
「そうしたかった自分もいたんだね」
と、まずは話を聞いてあげる。
自分の中にいる子供心の話を、ちゃんと聞いてあげるんです。
そして最後に、
「私は、本当はどうしたい?」
と自分自身に問いかけてみる。
そこで出てきた答えに合わせて、少しずつ自分の行動を変えていく。
すると、子供を変えようとしなくても、
自分が変わることで、目の前の子供との関係も変わっていくことがあります。
子供に怒ってしまったとき、
「怒らないようにしなきゃ」
「もっと優しいお母さんにならなきゃ」
と、自分を責めるだけでは苦しくなってしまいます。
そんなときこそ、
「子供が悪い」でも、
「私がダメ」でもなく、
「私は何に反応したんだろう?」
と、自分の思考を見てみる。
怒りは、なくさなければいけないものではなくて、
自分の中にある本音を教えてくれるサインなのかもしれません。
子供に怒ってしまった自分を責めるのではなく、
「私、何を嫌だと思っていたんだろう?」
「本当はどうしたかったんだろう?」
と、少しだけ自分の心に耳を傾けてみる。
それが、子供との関係を変える前に、
自分自身との関係を変えていく第一歩になるのかもしれません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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