小林正観さんのお話です。



_______



【勝ち負けではなく、喜ばれる存在になれるか。



それだけを考える】



私たちはみな、「人に迷惑をかけずに生きなさい」と教えられます。



けれど、どんなに頑張っても私たちは、人に迷惑をかけずに生きることはできません。



だから、子どもに「迷惑をかけないで生きなさい」と教えるよりもっと重要なことがあります。



それは「喜ばれる人になりましょう」ということです。



喜ばれる存在は、勝ち負けで人生を組み立てるのではなく、自分が喜ばれる存在になるという方向へ舵をきったら、あとは日常的な3つの実践をするだけです。



①五戒(不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句)を言わないこと。



②トイレ掃除をすること。



③嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ツイてるの7つの言葉を言い続けていくこと。



「こうしなくてはいけない」という枠を自分の中から外し、自分の枠を広げていくといいと思います。



そして、ただ目の前の人や現象を大事にしていけばいいのです。



_______



感謝ではじまる幸せの習慣


小林正観 


宝島社より



_______




生きることができるのは、「今」だけです。



どんなにお金を持っていても、どんなに偉い人でも、過去や未来を生きることはできません。



「今」の連続が「未来」であり、未来にいったところで、そこにあるのはその時の「今」です。



「今」を大切にしているか?



「今」やるべきことを大切にしているか?



「今」目の前にいる人を大切にしているか?



まだ来ぬ未来に想いを馳せる事もいいですが



今日というこの一日を大切に生きることの方が、遥かに大事だと思います。



身近な人、目の前にいる人を喜ばせている人は、どこにいっても喜ばれる存在になっていきます。



勝ち負けの世界ではなく、喜ばせる世界は、ストレスもありません。



喜ばせる世界はウキウキやワクワクやという「光」を感じます。



だから世界は、そういう人を放っておかないのでしょう。



最後に徳川家康さんの言葉で締めますね♪



「人間はの、最も多くの人間を喜ばせたものが、最も大きく栄えるものじゃ」