日本人夫婦H&Mです

今回のテーマ。
オーストラリアで歯医者。値段は?治療はどんな感じ?
日本では、健康保険証さえ持っていれば保険適用の3割負担とかで治療受けられます。すばらしいニッポン国!

だがしかし、キホン海外では歯科治療は保険適用外なのです。もちろんオーストラリアも。
ワーホリメーカーは海外旅行保険に入ってくる方がほとんどかと思うけど、歯科治療までカバーされる保険には入らないことが多い(ですよね?)ましてや無保険で来るツワモノさえ居る…!
でも我慢できないくらい歯が痛くなったら?親知らず10万越えと言われているが実際どうなのか?
①ワーホリメーカー時代(しかもファーム中)
②再々上陸12日目(つい先週)
の2度、オーストラリアの歯医者にお世話になったMが実体験を綴ります



※①②とも最初に結果だけ箇所書きしてます。
診断レポ、流れの部分くそ長いです。が、興味のある方はぜひ読んでください

結果だけ見たいんや!って方は、↓みどころハイライト↓をポチればサクッと読めます
時期:2014年8月ごろ
発生場所:Woodgate Beach
治療医院: RODNEY GEORGE DENTAL
治療箇所と内容:右上奥歯の抜歯
治療費:$315(薬代別途たしか$20くらい?)
…はい、まずWoodgate(ウッドゲート)って何処やねん。ロッドニージョージデンタルも何処やねんって感じですね。
Woodgateとは…ファームの聖地Bundaberg(バンダバーグ)から車で1時間のすばらしいビーチ沿いのリゾート田舎町。
RODNEY(以下略 はバンダバーグにあるオージー歯科医の歯医者さん。
そんな田舎町で暮らしファームに通い、貪欲にいちごを摘んで過ごしていたのだけど…
右上の奥歯に激痛が!!!!
実は渡豪直前に親知らずが3本ニョキっと生えたのだが、経過観察と診断され渡豪していた。まさかそれらが痛みだした…?
痛すぎて、いちご摘んでる場合じゃねぇ!と。
Woodgateから車を出してもらい、1時間かけてBundaberg市内へ。
だがここは片田舎バンダバーグ。シドニーなどの大都市と違い日本語医療サービスなど勿論無い。体当たりで行くしかない。いきました。
まずは受付で症状を伝えましょう。
医療の単語なんて知らんので、とにかく痛そうな顔をし
I had big big big pain! My tooth is soooo painful!
などと訴えましょう(語彙力…)。
そしてカルテ的なものを記入。
呼ばれたら診察室へ。
ひとつ違うのが…
保護用のゴーグルを着用させられる。
そして、歯を診る→治療方針を伝える→治療方法を患者に選ばせる
オーストラリアではこの方式が主流。歯医者に限らず病院とかもそうだった。
今回の診察だと
〜原因〜
親知らずに圧迫されて、奥歯が削れておりそこが虫歯になっているため激痛がある。
〜提案された治療方法〜
・痛み止めで抑える
・親知らずを抜き奥歯の虫歯を治す($1500!)
・奥歯を抜いてしまう($300)
の3本です!ウフフフフ!

M「3つ目でお願いします!」
歯科医「sure」
グリグリグリグリグリグリすぽーーーん。
オーストラリアの片田舎にて奥歯を失いました。
あとはまた受付にもどり、治療費を払い処方せんとインボイスをもらってサヨウナラ。
※歯科治療カバーの保険に入ってる方は、必ずインボイスもらいましょう!ないと保険会社に請求できないよ。
こちらがインボイス。
抜いた歯もちゃっかり貰ったりね。要らんよね。
あと。ふつう日本なら、抜歯後はお薬だしときますねー。で抗生物質が処方されますが…
ラリアでは抗生物質の処方なし。パナドール(痛み止め)のみ。
なので顔めっちゃ腫れます。Mは倍くらい腫れました。抜歯後の不細工化、覚悟して行ってください。
余談ですが
このとき聞いた親知らず治療額$1500がトラウマとなり、ワーホリ2年目の保険は歯科治療のオプションを付けました。

続きまして
時期:2018年5月上旬
発生場所:シドニー近郊
治療医院: ワールドシティデンタル
治療箇所と内容:右上 前歯裏の詰め物取れる
治療費:$200(診察代が無料のサービスデーだったので65ドル得した)
ついてないよな。
ラリア上陸わずか12日で
日本で治療してきた詰め物が取れた。飲み食い歯磨き激痛!!
実は、出発2日前まで歯医者通ってたんだわ。
前院での治療ミスを治すため、先生困らせながらも年末からずっと通ってたんだわ…。こんな早くも取れちゃう?

でもここはパラマッタ。シドニー近郊。
バンダバーグと違って日本語医療もあるんだわ。
今回はH氏のメディケアにも家族会員てきなので加入させてもらってるから余裕やわ。
とドヤりつつ、メディケアのコールセンターに保険額を訊ねる。
Mは来たばかりかつ、更新月が来月なので全額は使えないとのことー!
不安モードになるかと思いきや…
あんまりにも負担額高いなら日本帰ったれー!と躁モード

日本語で予約を取り、2日後にシドニーCBDへ。
タウンホールからジョージストリートを歩いて、チャイナタウン近くのスタバ手前。
押せども押せどもエレベーター反応ない。
と思ったら、間違えて呼び出しパネルのほうを必死に押していた。押すべきは右下の▲だった。あほす。
受付のお姉さんが韓国人だった。
すべて日本語でおkかと思い込み「○時に予約してるMです〜」などとのたまい困惑させる。
この時点で「もしかして歯科医と助手も日本語通じないんじゃね?」の不安がよぎる。
が、日本人のお姉さんが呼びに来てくれた!まじ天使!!診察室へ向かう。
やはりここでもゴーグル着用www
(写真は撮れず)
ドクターは韓国人!これはカタコトイングリッシュで通じるパターン!!
いうてお姉さんが通訳してくださる系かしら?と思ってたら違う感じ?結局自分で I lost here's filling.so painful..などと指さし伝えた。
まぁ歯ってドクターが診たら分かるわって感じやし通訳要らないよねw
ドクターに「む し ば!」と日本語で言われる。
どうやら詰め物の奥が虫歯になってしまって緩み、詰め物が取れたケースらしい。
(↑お姉さんが説明してくれた)
〜ここで治療方法の提案〜
・痛み止めを飲む
・今から治す。1度で治るとのこと $200
2つめ一択でしょう。
「今日なら$200、明日なら$220」とオーストラリアンジョークを飛ばすドクター。和むわ。
では治療を…と麻酔を打つ。よく効かせるためか、けっこうな時間を置く。窓から見える十字架に磔のイエス像を見つめながら睡魔と戦う。

キュイイイイイイーーーーーン!!!ゴリゴリゴリキュイイイイイイーーーーーン!!!
このへんはやはり日本と同じですね。
ものの15分ほどで完了。
顔が麻酔で上手く動かんフガフガ。2時間は食べないでくださいねと言われ退室。
ありがとうございましたフガフガ

受付にて治療費支払い、インボイスをもらいサヨウナラ。
長期治療になりそうだったり(詰め物作る期間とか)高額すぎるということもなく、
非常にアッサリ治してもらえた。
200ドルで済んでよかったよかった





*****
どちらも300ドル、200ドルと出せない額ではないから感覚マヒしてるけど…
日本に比べると高いから!!
日本で治せるならそれがベスト!
◆歯が強い人も弱い人も、出発前にいちど検診受けてから来ましょう

◆親知らずが成長中の人は、ぬかりなく根こそぎ抜いて来ましょう
←これホンマ大事

オーストラリアでの治療費は高額です。特に親知らず。
歯はたいせつに。。
とにかく歯が弱いMでした
