Mさんとは1987年(昭和62年)、彼女が向丘高校に新任教諭として着任以来の付き合いです。一方、Gさんが鷺宮高校に新卒で着任したのが1998年(平成10年)で、もう13年前の事になります。Mさんとは、元同僚も含めた年末スキーや飛鳥山花の宴のみならず、よく春日近辺でランチを共しました。Gさんとは”やねせん”で、度々一献傾けました。この様に、お二人とは長い年月にわたって親しくお付き合いを願った間柄です。そのお二人、今年の4月、Mさんの勤務する都立高校にGさんが転勤となりました。偶然にも、お二人は同じ職場の同僚となられたのでした。
転勤間もなく、まだ共通の話題が少なかったであろうお二人にとって、共通の知り合いとしての私が話題に昇った事は想像に難くありません。お二人から、いずれ3人で食事を、とのメールが入りました。私としては食事のみならず、アルコールもお伴にと考え、”3人の会”と称して、お気に入りの「魚具三昧彬」に予約の電話を入れましたが、既に満席。そこでよみせ通りのお寿司屋さんを予約し、昨日の5月20日(金)に一献傾けることとあいなりました。
お二人とも教えることに非常に熱心です。生徒想いの優しい人柄ながら、分会での活動の様子を聞くにつけ、芯が強いなと思います。こういった点が、お二人のことを好きな理由です。又、二人とも、音楽と美術と、分野こそ違いますが、片や演奏活動に片や個展にと、芸術的分野で絶えまなく活動を続けて来ている点でも似ている面があります。
私が絡む話題は過去完了形の話になります。昔は良かったね、との話になります。MさんとGさんとの会話は当然に現在進行形になります。お二人の共通の感想として語られたのは現任校での教えやすさと生徒の素直さ。本人たちは多くを語りませんが、Mさんにとっては8年間、Gさんのとっては9年間の大変な勤務を乗り越えての現在があります。その感想を聞き、大変嬉しくなりました。昨日もまた美味しいお酒になりました。