看護師として、ほとんどの期間を病棟で勤めていました。


内科、整形、精神科など

色んな科の総合病院で働いた経験もあります。

(消化器は未経験でした。

経験があれば、もう少し今回の闘病に役立ったかも知れませんね)


色んな病気、たくさんの患者さんとお会いしてきました。

そして、今までは自分の出来ることや勉強してきたことを元にして業務をこなしてきました。


けれど、患者さんの思いを受け止めることが出来ていたかと振り返っても出来ていなかったとしか、思えません。

病気になって不安でいっぱいの患者さんに、どう接して良いのか、下手な励ましやアドバイスは逆効果になるのでは…


深刻な会話をするのが苦手でした。


自分の力で、患者さんのマイナスな思いをプラスに変えなきゃいけないんだと勝手に思っていました。



自分が病気になり、予後の不安、怖さなどを経験して、本当の意味で


患者さんの立場になって


という考え方が出来るようになれるのではないかと思えるようになったような気がします。


今回の闘病では、色々な事を学びましたが、それは私の看護観にも大きく影響したように思います。



看護師として20年…

ベテランと呼ばれるほどの長い期間を勤めてきましたが、改めて看護観を見直すきっかけになりました。


今回の闘病生活で、人生が変わりました!


まだまだ纏まりには欠けますが、ゆっくりと自分の価値観、看護観、人生を見つめなおしたいと思います。


この病気をしなければ、こんなことは考えもせず、淡々と業務をこなすことが続いたのではないかと思います。


今回の病気は、大きな意味があったのですね!

風化してしまわないように、このブログを定期的に見直していこうと思います!