執刀してくださる医師から説明を受けました。
今までして頂いていた内容とカブる部分も多かったのですが、1番分かりやすくて具体的に話して下さったと思います。
術式は
腹腔鏡下直腸切除術 です。
外来ではダヴィンチだと聞いていたのですが…
簡潔にいうと
「ダヴィンチだと骨盤内の臓器が密集してゴチャゴチャしている部分の手術には適していますが、
時間が長くかかります。
今回、手術時間の短縮を重視して腹腔鏡で充分可能と判断しました」
と、説明して頂きました。
自分的に最新式?のダヴィンチ手術でなかったことに少し残念な気持ちもありつつ、
ゴチャゴチャした部分の細かい手術が不要というのは、病状がシンプル
(リンパ節郭清が不要)
ということなのかな?と前向きに捉えました。
ただ、やはり直腸という場所は周りの臓器も密接していることから時間はかかると予想していますので一日中、手術室の枠をとっています。
とのことです。
手術の終了時間は、早ければ
朝9時スタートの14時15時くらい
もしかすると夜になる可能性もあります。
手術中の家族の来院は不可です。
自宅で待機して頂いています。
直腸という場所では、大量出血するリスクは低いとされていますが、万が一のために輸血の準備だけはしています。
大学病院という研究機関であることから、
切除した病変を研究に使わせて頂くことや、術中を録画することにご了承下さい。
(もちろん個人が特定されることはない)
直腸切除後、切除部分を繋げる作業は全世界共通で機械が行っています。
手縫いしていた昔と比較して、縫合不全の確率は格段に下がりました。
ただ、ゼロではありません。
縫合がどれだけしっかりできているかを数値的に測定できる機械がありますので、使用します。
縫合不全の可能性がかなり低いと判断できる場合以外では、人工肛門をつくります。
今回は、お臍の部分に作ることを考えています。
人工肛門の閉鎖は大学病院ではなく、提携病院になります。医師などのスタッフは、大学病院の関係者です。
直腸切除後(人工肛門閉鎖後)の排便障害は、絶対にあります。
大なり小なり、全員に起こりますが、
時間とともに改善が見られるとは思います。
ただし、元通りにはなりません。
現在の機能が10とすると、
手術直後が0〜
1番改善しても6〜7くらいだと思います。
などなど…
細かく術後のことまで教えて頂きました
お話が上手なこともあり、初対面でしたが安心してこの先生にお任せしようと思えました。
よろしくお願いします🙇