学生のアクティブ・ラーニングが話題ですね。
アクティブ・ラーニング、すごくいい学び方だと思います。
でもですね、アクティブ・ラーニング世代でないmachaは
思うんです。
この学びで日本の子供の学力レベルは世界水準から
また下がってしまうのではないか?と・・・
なぜ、そう思うのかと言うと、アクティブ・ラーニングは生徒達が作り上げていく学びです。
生徒同士で考える、答えを出す、みんなでゴールを目指す。
この学び方は本当にすばらしいです。
私もビジネススクールに通い、MBA大学院と同じ授業を受けています。
これは、アクティブ・ラーニングと座学を組み合わせた授業です。
それも3時間やります。
その為には、予習や振り返り(復習)を重視しており、授業の最初には今日のゴールはどこか、自分は何を持ち帰りたいかを確認します。
そこからブレない・・ブレないために、チームや先生、クラスメイト(40人程度)がいる。
こういう状況でのアクティブラーニングは、効果が高いと思いますが、数学や国語をアクティブラーニングで学ぶことは意味があるのでしょうか?・・・
まして、1時間で??
さらに教師は、アクティブラーニングをやったことがあったり、賛同しているのでしょうか?
正直、私の周りでもチームをいきなり組んで、グループワークをすることに抵抗のある人や、「ビジネススクール?無理無理」な意見の人が多数です。
そんな大人世代がうまくクラスをまとめられるのだろうか?と思ってしまいます。
日本人は、とことことんコミュニケーションが下手ですよね。よく言えばシャイ。
私が通ったクラスでも、チーム内で相手の意見に批判する場合は、「私が言うのもなんですが・・・」と枕言葉をつけてから話すように勧められる位です。そうでないと、相手に意見できない!確かに!!
そういった配慮なく、クラスを進めて行くとクラス内の亀裂が生まれてしまいそうです。
アクティブ・ラーニングまんざーいで、この学び方に振り回されるのではなく、使い倒すことができる人材が増えてほしいです。
もう一点、教師の業務過多は大変な問題ですよね。子供の様々な面でのケアから新しい学び・・・教師の時間的制約が高すぎです。
この学びは、卓越した人材に任せて道徳や社会環境で実践していくのが有効だと思っていますので、その人件費が出れば。。。ですよね。
全ての公立で行うのは難しいのではないでしょうか。
今後の行方が気になるところです。