彩風咲奈のディナーショー

『LAST MISSION』昼の部を視聴。


在宅で勤務中なのでながら観・・・。

MENSじゃないけど、

サボリーマン金太郎状態です💦

幸い、本日暇でして。。🫣


言い訳・・・ともかく

指田珠子先生演出のディナーショー。

アウトローな彩風咲奈が

屯してそうな地下酒場的な舞台セット。

宝塚ニューサウンズのメンバーが

舞台始まる前に徐ろにバーカウンターに

入っていく演出が斬新。


メンバーは、彩風咲奈と雪組男役四人。

全員男役のディナーショーですが、

なんだか、濃ゆかった。


彩風咲奈はショー付き公演での

退団ではないのだけれど、


プレさよならのコンサート

出ずっぱりの本公演長めのフィナーレ

やりたいこと、てんこ盛りのディナーショー


の三段階で

それぞれが、秀逸で

納得が詰まったギチギチ密度。

さきちゃんの超ファンでない私が観ても、

満足度が高く、こんだけやったら、

もう哀しくなんかない

っていう感じの満腹感で満たされてます😅


安寿ミラさんの振付タンゴ?。

あれ?舞空瞳のディナーショーでも

振付してましたかね。

現役生徒からリクエスト多数のヤンさん。

そのうち、今観劇しているスター達が未来に

ヤンさんのように振付を切望される日が

来るのでしょうか。


で、男役たちの怪しげな世界のダンスですが

ここで、目を引くのは、

彩風咲奈に継ぐ雪組御曹司の縣千。

足捌きの華麗さに画面に釘付け。

たぶん、彩風咲奈よりもキレッキレ。

さらに妙に男臭いので

さきちゃんが逆に艶めかしいし、

ありそうでなかった?この二人の濃密な絡みが

わりと斬新で、息のあったダンスに見惚れた。

なんというか雪組ぽい湿り気?っていうの?

ヌメリ感というか

タールのような粘度があるというか・・・。

他ではなかなか観られないと思う。


トークセッションってわりと

出演者たち全員でわちゃわちゃが多いけど、

ラストミッションでは、

彩風咲奈と出演者たちがそれぞれデュエットし、

二人でトーク場面がある。

しかも楽曲は彩風咲奈セレクト。

さきちゃんが、後輩を想って選んでるところに

ミッションの意味を感じる。


特におそらく次世代のスターになるであろう

縣千とは、彩風咲奈が封印していた?らしい

前トップの望海風斗とのデュエットソングの

ひとつ、『ファントム』から

エリックとキャリエールの涙涙の親子ソング。


もちろん、縣千がエリック。

本公演は、望海さんより下級生のさきちゃんが

キャリエールで父親役でしたが、

今回のディナーショーでは、

ほんとに父親目線で、望海さんの楽曲を歌う

縣千を見守ってる感じがした。

最後のハグでちょっと泣けた。

なんか、彩風咲奈の大事な宝物を

縣千に分けてあげた?ような気がしました。


あがちんは、歌はまだまだなんだけど

踊ってるときの存在感とか輝きが

半端なくて、この人ほんとにスター✨と

思わせるオーラが暁千星と近いものを感じる。


ODYSSEYやALLBY MYSELFで

ガッツリ彩風咲奈の後継者ポジを思わせた

華世京とは、『蒼穹の昴』から、昴よ。

私が大劇場で胸震えた一曲。

この歌、名曲なのに

新人公演ではカットだったんですね・・・ 。

二人で同じ方向を見てた。

その演出も素敵。


アンコール曲はTM NETWORKの

Still Love Her。

お披露目公演『CITY HUNTER』でも

歌ってましたが、アニメのエンディング曲でも

あるこの曲がラストということも

なんだか余韻があって良かったです。


お披露目公演のときよりかなり歌唱力が

あがった彩風咲奈のリベンジGET WILDも

客席盛り上がったでしょう!!

さきちゃんが通る導線に必ず映り込む男性が気になった💦


しかし、男役が好きで、

男役を堪能したいと言っていたさきちゃん、

見事なスーツ、燕尾やらダブルスーツやら

The男役の衣装を、完璧に着こなしていて

thats プロフェッショナルだと思いました。