宝塚界隈が騒がしいので

久しぶりに中国ドラマの見終わった感想など。


邦題『宮廷衛士の花嫁』


タイトル、宮廷衛士とかいいつつ

男一の李謙(ツォン・シュンシー)は

宮廷衛士なのは、前半ほんの少しの間だけ。


女一の姜保寧(ジュー・ジンイー)は、

宮廷で育った、才色兼備なお嬢様で

皇帝の従兄妹みたいな立ち位置。

嘉南郡主と呼ばれてる。

後に公主に格上げ。


全54話のラブ史劇?

中国ドラマの54話は面白ければ

あっという間なのに、

このドラマ、中20話くらいはぐだぐだだった。


前半、身分差乗り越えて

二人が夫婦になるまでと

後半、諸問題解決する15話くらいは

面白かった。


劇中、主人公カップルには

それぞれに片思いする人がいる。


郡主の最初の夫候補に選ばれた

御曹司・趙嘯。身分の問題もなし。


途中問題発生して、水の泡になり

主人公カップルが結ばれるのは

それはお互いが相思相愛だったから。

でも、もともと自分が結ばれるはずだった、

と、ものすごーい粘着質を見せ、

最後の最後までウザい。

そして闇落ちしていく。


演じてた俳優さんのインタビューで

僕にはこの人物の気持ちは理解できないので

技術で乗り切りました!って言ってたわ。

そりゃそうだろう。気持ちわかってたら犯罪者。


男一の李謙に片恋いする幼馴染の

高容妙。女優さんは有沙瞳似。

この人も、嫉妬と執着のあまり数々の悪事を

働きまくって、めちゃくちゃ嫌な女なのに、

それでも、こんな嫌な女を好く男がいて、

最後何事もなかったかのように結ばれる。

(´Д`)ハァ…


そのほか、皇帝も幼馴染でもある郡主が好きで

皇后も郡主にライバル心メラメラで

こいつも性根が腐ってて、悪事の数々。

だけど、最後は幸せそうな笑みをみせる。


勧善懲悪ではなく、

勧善赦悪ってなドラマだった。


いくつか誕生するカップルたち。

サブカップルたちの方がわりとまとも。


李謙の妹、李冬至(榮倉奈々似)は

庶子である隣国第二王子と。

ここは、隣国皇太子(後に王様)が完全悪で

ラスボスなんだけど、

わりと死に様が自滅しててしょぼい。


他にもカップル数々誕生。


恋愛ものの割には、あまり絵面に

キュンとしない。


ジュー・ジンイーちゃんは

石原さとみをもっと、濃くしたような

めちゃくちゃ可愛らしいお顔立ちだけど

あんまり惹かれないかなぁ。


相手役のツォン・シュンシーは、

相手を一途に想い続ける真面目な役柄が

似合うお顔立ちではあるが、

二人のラブシーンはわりとアッサリ。


背景がキレイとかじゃなくて、

シチュエーションなのかな、と思うけど。


いろいろ設定があるわりには

活かしきれてないドラマで残念。


最近重厚感あるドラマないな~。


思勤っていう、脇役のお兄さん

髭面だけど、かっこよかったわ。。