今日のカフェブレイクにて、

永久輝せあのミニコーナー。

綺城ひか理をゲストに呼んでの、

『ドン・ジュアン』の話。


その中で、初演にも出演した永久輝せあが

当時、『ドン・ジュアン』に取組むことで 

雪組の下級生たちの意識が変わった、

ということを言ってました。


私は、ドン・ジュアンの初演は

映像でしか観てないけれど、

なんとなく、そう語った状況が解る気がした。


そう思ってからの、

本日、星組『BIG FISH』の二回目の観劇。

会場枠で当選した三階B席の後ろ〜でしたけど、

3,000円のコスパは良すぎると思う。

かなり高いところにあるミラーボール。
回ってたけどあんまり舞台は光ってなかったよ。

三階で、舞台の上のタカラジェンヌたちの

顔はオペラがないと、ボケボケですけど

全体の動きが、わかるし、見やすい。

何より礼真琴を始めとする

素晴らしい楽曲たちは、前でも後ろでも遜色ない。


で、礼真琴を中心とした、星組たちの

纏まりがやっぱり素晴らしくって、


今朝の永久輝せあの言うところの

下級生たちの意識が変わる作品って

作品そのものと演者のレベルによって

生み出される空間なのかもしれない。


いまの星組生たちは、

礼真琴がトップになってから、

わりと演目に恵まれているので意識は、

常に上を向いているのかもしれないですし、

やっぱり礼真琴の技術力がとんでもなくて

星組の技術レベルの底上げが、

半端ないなぁって思った。


極美くんなんて、すこし前まで

顔芸でごまかしていたのに😅

あんなに歌も良くなって、

演技もものすごく良くなって、

メキメキ頭角を現しちゃって

今日は先週観たときよりもさらに

心情細やかで、素晴らしかった。


ウィルの子供時代の茉莉那ふみちゃんが

とても上手で自然体で、

かなりのハマり役なのですが、

礼真琴は、青年も老人も、いけてしまうけど

なんなら、子役も

違和感なく演じることもできそう。


あと、これは、私の妄想なのですが

茉莉那ふみがいたら宝塚で

『モーツァルト!』ができそうだな、なんて。。

なんでも、アマデは子役しばりが

あるので宝塚での上演はできない、と

聞いたことあるのですが、もしや?なんて。


礼真琴、モーツァルトで始まり、

モーツァルト!で終るのも面白いな

とか勝手に考えちゃいました。


三階席なので、見えてないけど

夜明けの光芒チームと観劇かぶりしてたらしい。

カテコで礼真琴がそれっぽいことを

言っていたので。

見えなければ、被っていても被ってないのと

同じですけど😅😅


星組、みんな東京に、集結しましたけれど

ふとよぎるのは、舞空瞳はどうしてるかな?

ということ。


小桜ほのかや詩ちづるが絶賛される中、

もちろん私も耳福で素晴らしいと思って

観劇中は聴いてますが、

ときどき、そこに不在のトップ娘役のことを

考えると、若干複雑です。


複雑なのですが、今走っている星組の

二公演は、どちらもガッツリのヒロインが

いないのは意図的なのかな。


『夜明けの光芒』のヒロインは

もちろん、瑠璃花夏なのですが

なにせ、彼女一幕の後半まで出番がなく、

舞台に出ている時間でいえば、

エステラの子役である乙華菜乃と

あまり差がないのでは・・・。


『BIG FISH』のヒロインは言わずもがな

小桜ほのかと詩ちづるで分け合っていて、

単に二人にそれぞれ歌わせたいだけかも

ですが、いろいろ配慮もあるのかしら?

とか、考えちゃいました。


でも、星組の娘役たち、みな芸達者で

競争力激しそうだなー。


しかし、宝塚は

宝塚らしい男役も必要だし

好き嫌いもあるけれど

舞台人としては、上級生の技術力って

下級生の育成に凄く影響を与えるんじゃないか

ってつくづく思います。


星組生たち、存分に学べ!笑