月曜日に観た『夜明けの光芒』の暁千星が

素晴らしくって、しばらく余韻に浸ってて

せっかくなので

ドラマシティの配信も、観ることにした。


あんまり、気になったせいか、


観劇する予定なのに、いろんな邪魔をされて

なかなか劇場にたどり着けない夢を見た💦


舞台そのものに対する印象とか感想は

初日に観たときと、変わりませんが

とても気になったのが、劇中、

朝水りょう演じる弁護士さんとか、

事あるたびに、


『大いなる遺産だ!』


と強調すること。


あえて、タイトルをありちゃんにかけて

『夜明けの光芒』としたなら、

もとのタイトル強調しなくても良いのになぁ。



原作の小説は読んでいないのですが、

原題は『Great Expectation』です。


日本語訳版の小説のタイトルは、

ほぼほぼ『大いなる遺産』で出版されている。


Expectationを「遺産」としてしまったことで

なんだか、物語の中心が

残される財産に注視されているのは、

どうなのかな?と。


思うに原題のExpectationには

二重の意味があって、

主人公ピップに舞い込んでくる

巨額の遺産と、

その遺産はきっとミス・ハヴィシャムが

自分を紳士に仕立てエステラと結婚させるため

じゃないかと、抱くピップの大いなる期待

だと思うんですよね。


似たような感じで、

グレート・ギャツビーも放題として

『華麗なるギャツビー』は、微妙だと

思ったけど、


日本を代表するような訳者さんが

つけた題なので、語学があまり得意でない

私が論じるには烏滸がましいのかもです。


それと、今月の歌劇で

脚本演出家の鈴木先生とありちゃんの

作品についての対談が掲載されてますが、


鈴木先生、良かれと思ってだろうけど


「ありちゃんは、宝塚の遺産です!」


って言ってるんですよ。


ソレ言うなら宝とか、財産とか言えよ。


ありちゃんは恐縮してますけど、

遺産ってさ、亡くなった人が残すものです。

広辞苑でみてほしい。


きっと鈴木先生、オレ上手いこと言う〜

くらいに思ってそうですけど、


勝手に宝塚歌劇を殺すな!

縁起悪いって思いました。


この人、またなんかやらかしそうだわ。