ありがたくも、お誘いを頂戴し

2日のソワレを観劇してきました。


簡単な初回感想。

海外ミュージカルは、宝塚でも上演され

多々こなしている、主演の礼真琴は、

とはいえブロードウェイ・ミュージカルは

初めてではないでしょうか。


私は、どちからというとブロードウェイ作品が

苦手なタチで、今作もたぶん宝塚以外で

上演されても、あまり食指が動かないタイプの

演目でした。


なのですが、なんというか

礼真琴が歌うと、それだけで

オールオッケーで、

ただ、ただ礼真琴の凄さを見せつけられた感じ。

臨終間際に歌う楽曲とか、

ほんとに泣けるほどに素晴らしかった。


息子役の極美慎。

この物語は家族愛の話だけど

妻よりも息子のほうが役の比重大きく

父と息子の語り継がれるストーリー。


そりゃ、歌上手の星組生たちの中では 

ちょっと劣るかもしれませんが、

気になるほど、下手でもないし、

ものすごーく、さらに成長を感じた。

公演ごとに成長している姿を見ると

先がほんとに楽しみです。

そして、なにしろ背が高くて

キラキラしている、あんなに格好いい息子役は

宝塚の外にはおるまい。


娘役たちも、妻役を

小桜ほのかと詩ちづるが分け合い、

魔女役の都優奈は、RRRに引き続き

パンチのある楽曲を聴かせてくれました。


何気に美味しいお役のジョセフィーンに星咲希。

雪組にいる、姉の希良々うみが退団しますが、

もしかしたら、彼女も餞別なのかな?なんて。


違和感感じたのは

ジェニーは成長すると白妙なつさんになって

わりと、老けた印象の面持ちになるのに、

たぶん同じ年代のはずの

小桜ほのかサンドラが、若々しくって

洋服も若い娘ぽくて、年齢不詳だった。

歌声は流石なんですけど。



あと衣装たちが自分的には残念で

プログラム見たら、やっぱり・・💦でした。

ファンタジーのわりに地味かな。


ティーンから壮年までを

通して演じた礼真琴ですが、

やっぱりそのうち、エリザベートでも

やるんかいな、とか思ってしまった。

いや、やってくれて良いんですけど。

トートとシシィの役替りなんてどう?

大変だけど😅😅


あ、肝心の話はまだよく理解しきれてないので

何度か観て、深めていきたいと思います。


他の星組生たちも、コーラスも群舞も

まとまりが素晴らしくって

礼真琴が引っ張ってきた今の星組、

最高でしょ!

って思った演目でした。