可愛い可愛い星組のプリンセス

舞空瞳のミュージック・サロン

『Dream in a Dream ~永遠の夢の中に~』

配信で視聴しました。


一晩経ってるので、既に記憶が怪しいです。


着替えて出てきて動くたびに

可愛い❤️

を連発する私。

客席を周りハイタッチするたびに

あの場に居たかったわぁ😢

と無念さを何度も口にしていたら、


あんた、くどいよ・・・


と一緒に視聴していた夫に一蹴されました。


冒頭から、安寿ミラさんの振付という

リベル・タンゴをキレッキレで躍る舞空瞳。

可愛い舞空瞳ではなく、

そこにいたのは、格好良く大人な、なこちゃん。


幼稚園のとき、

大人になったら何になりたかったか?

との答えは、『素敵なお姉さん』でしたっけ?

紛れもなく、素敵どころか

宝塚の立派なトップ娘役になりましたね。。


花組時代の楽曲や、

自分が歌ってみたかったという

宝塚の楽曲(あんまり知らんかった)を

朗々と歌うなこちゃん。


彼女は歴代のトップ娘役の中でも

私は十分に歌えると思うのですよ。

でも、就任時には稀代の歌姫、

真彩希帆が存在していたし礼真琴の相手役経験済

星風まどかも、歌上手だった。

そして、相手役はこれまた

レベチで歌上手の礼真琴ってことで

歌に関しては、実力以下で

評価されていたんじゃないかと思う。


なこちゃんは、星組のプリンセスだけれど

夢見ていた世界へ足を踏み入れ、

真っ白な状態の中で

宝塚の娘役とは、舞台人とは、を

教え込まれた花組での経験は

ほんとにほんとに濃いものであったろうし

育った花組へのリスペクトが

感じられたし、

普段食傷気味の花組ポーズも良かったわぁ。


途中、紺色のドレスで登場した舞空瞳。

もともと、夢咲ねねが着ていたらしいですが

我が家での印象強いのは

『CASANOVA』のフィナーレで

当時の花組トップ娘役、仙名彩世が

着ていたことです。

その紺色のドレスを着て、二番手だった

柚香光とのダンスが凄く大好きで

ダンサー二人が楽しげに踊ってる姿が

明日海りおとのデュエダンよりも

記憶に残ってる。


そんな夢咲ねね→仙名彩世が着ていたドレスを

さらに、舞空瞳が着るってのが、

他にも誰かが着てるかもですが、

ぁあ、花組と星組のハイブリッドやぁ〜

とか思って勝手に胸を熱くしてました。


途中、中継ぎで水乃(ゆり)の歌をどうぞ、って

いや、ミズノの歌はやべぇだろ、

とか二人で騒ぎつつ


以外に舞空瞳が饒舌だったな、と。


信頼できる同期が側にいることで

心強かったのか、 

気が早いけど、退団挨拶か?と思うような

感謝の言葉とか、

宝塚に憧れていたときから今までを、

考えて、考えて、来たのかな?と思いました。


退団を決意したと言われる

『ME AND MY GIRL』からは三曲も。

鳳真斗愛のジャスパー卿が

いい味出てました😚ね。


今更ですけど、舞空瞳がそんなに焦がれてた

作品だったなら、やっぱりビルは

礼真琴で観たかったと思ってしまった。

それまで、ありちゃんやマイティとの

コンビでもええやん、って思ってたし

実際、舞台も良かったのですけど

舞空瞳の集大成的作品と位置づけられるなら

その場に礼真琴が居て欲しかったな。


礼真琴と舞空瞳のトップ就任となった

公演のショー『RAY』をミュサロの後で

見返しました。

ブルーレイ収録版は、コロナ禍の直前で

まだ客席降りしてたんですよね。

この後の東京公演は、ロケットガールが

半分以下の人数で寂しかったもんね。。


で、『RAY』は、礼真琴のレイやら

令和のレイに掛けたタイトルでしたけど

一徳先生お馴染みの幕開きの映像は

光線が集まってきてからの、

だったし、デュエットダンスで、礼真琴が

きみと永遠に踊り続ける〜♪

とか歌ってて、これまた今更ですが(私はくどい)


永遠じゃないやんけ😢!


って、思ったよ。


そんなお披露目公演の次回作でもあった

『ロミオ&ジュリエット』から

エメに乗せて踊る舞空瞳が

解き放たれていて羽ばたいているなぁと。


舞空瞳は、私が思っていた以上に舞空プロで

さらにそれ以上に

宝塚が大好きなひとりの少女でした。


そんな素の彼女が見られた今回のミュサロ。

タカラジェンヌとしての期間は

もはや限られてしまったけれど

ラスト公演は、今までとは違う

舞空瞳が観られそうな気がしてます。