月城かなとと海乃美月の宝塚大劇場ご卒業まで

あと一週間となったところで、初見です。🤗🤗


5月の連休中の観劇は、
一昨年の星組公演が休演になって観劇叶わず
今年は人の波に乗って、ようやく初舞台生の
口上やらロケットを初めて観ました。

初めにざっとショーの話。
芝居では滅多に涙を流しませんが、涙涙でした。
初舞台ロケット、フォーメーションの転換やら
足上げの向きとか、複雑そうで
でも笑顔朗らかに一所懸命舞台の一場面を
創り上げる110期生たち。

こんな大変な時期なのに、
誰かが言ってた、宝塚を諦めないでありがとう!
という気持ちでいっぱいになり、涙。

一徳先生なのにロックじゃないショー。
テーマ曲が頭に残らない・・が
スペインやらイタリアやら日本やら
観たい月城かなと扮装が詰まっていて
荒城の月で、れいこさんは、烏帽子をかぶり
長い裾をひいた衣装をたなびかせ
月へ帰るかぐや姫ならぬ、かぐや王子かと思った。
振り返る場面、もうちょい尺欲しいわw

男役群舞で両脇に膝ついた男役たちに
迎えられる月組トップスター 月城かなと。
トップという立場に対する想いの重さは
人それぞれだと思うし、重いから良いとか
軽いから悪いとか、そんなことはないけれど
シンプルな黒燕尾で真ん中に君臨する
月城かなとを見ていると、なんだか
人一倍その立場に対する重みを、
感じるのは何故なんだろう。


もうひとつの涙ポイント。
中村先生の愛ある退団者餞別銀橋渡りからの
れいこさんのMY BEST FRIENDで泣く😭😭
いろんな人への想いが溢れ出ていて
その想いが温かく温かく、
新しく入団する人も入れば、去る人もいる。
世は無常なれど、想いは残る。

私はわりと楽曲は歌詞はあまり聞きとれなくて
マイ・ベスト・フレンドと言ってる言葉しか
わからないのだけれど、
それでも、れいこさんのお歌は
何かを心の奥底にまでズンと響かせるものが
あると思います。歌詞の内容ではなく
歌い手の想いかな。
ざわさわざわと水紋のように伝わってくる何か。


今日は、『G.O.A.T』に引き続き、
礼真琴とその他大勢の星組生たちと
観劇かぶりでした😚😚
始まる前に、ぞろぞろ新人公演のときの
上級生たちのように入ってきて、
何の御一行様かと思ったら星組生だった❤️

これは、私の勝手な思い込みなのですが
花組も月組もデュエダンの衣装、
組カラーではなく、ブルー系統なんですよね。

花月の95期のトップ二人は、
どちらも相手役と同時退団で、
方や星組の礼真琴は先に相手役の舞空瞳を
送り出しまだ少し?の間、
頑張り続けないといけないわけで、
花月のブルーカラーのデュエダン衣装が私には、
礼真琴に対するエールに見えてしまいました💦
単なる偶然だとは思いますけど。

で、正塚作品『Eternal Voice 消え残る想い』。
苦手な正塚作品だし、
あちこちで、何回も観るのは修行だ、とか
寝た、とか、まあ散々な言われようで
私もある意味覚悟を決めてw
観劇に臨んだわけですが、あれあれあれ
期待しなかったせいか?面白かったです。

話の根幹というか、筋というか
だから何なんだ?っていうストーリーではあり
まあ、カトリック派のクーデター目論んで
失敗しましたって話であってますかね?笑

私、スコットランド大好きだし
エリザベス一世とメアリー・スチュアートとの
バチバチも興味深く、まあ知ってる。
ヴィクトリア女王の云々も
Netflixのドラマ見てたから時代背景もわかる。

イギリス各所の映像も、
エジンバラのオールドタウン
ロンドンのリージェント・ストリート?
北イングランドのカントリーサイドの家並み
(ハーフティンバーとスレート使った家々)
とか、イギリスらしさ、が出ていたのも良かった。

ヴィクトリア女王を呪い殺す!って
え、「光る君へ」の源明子ですか?笑
って思って、
変な呪文唱えてる彩海せらは安倍晴明か!
って思ったわ。
アデーラはさしずめ、イタコなんかなー。

そんな、阿呆なこと思いながら観てたら
わりと楽しめました。
あみちゃんとみちるちゃんの
雪組出身姉弟って最強。
バカっぽい彩みちると論破する天紫珠李の
やりとりが面白かったわ。

でもさ、みちるちゃんが
メアリー・スチュアートを守ってた騎士?の
末裔?うろ覚え
で、アデーラがメアリー・スチュアートの侍女の
子孫なのに、

主役であるユリウスが何者でもないっていう
オチは何なんだろう?

しかも、ユリウスは
ファーストネームじゃないのかな?
サー・ユリウスって、何やねん!って
思ったけど、まあいっか。

明日もう一回観る予定。

東京も通いたいんですが、
いやぁ、びっくりするほど
チケットが手に入らなくて、珍しく
私は1枚も持ってません。
日頃の執念を持って、頑張ろ。。


そして、来ました!有馬温泉へ!!
めちゃくちゃ沿道に人がいます。