前回書いた内容の続き。


いくつかコメントもらったのですけど

どう返事していいか、即答できなかったので

じっくり考えてみました。


批判と受け止められるかもしれないので

不快になる人は読まないでください。


単なる自己弁護です。


まずは、

中止の原因となった生徒を憶測で断定するな、

という忠告?警告?について。


コロナ禍のときは、いつも

複数人の体調不良者がでて・・・と

表現していた劇団。

今回の花組の場合は、主要な出演者に高熱と

明言されており、そこからおそらく

トップコンビ、二番手あたりと思われた。


ここで、私が思うに

トップコンビの退団公演で、

代替もできず、突然の中止って

トップ以外にあり得るんですか?という疑問。

逆にトップ以外なら、中止しないで

続行してよ、って思う。

現に月組はトップ娘役休演のときも

中止しないで続行してた。

花組は大劇場公演も、中止があって

トップ退団公演なのに、

トップが不在でも観たいかどうか?の

議論もあったはず。


断定しても、しなくても休演になった事実は

変わりはなく、

でもって、管理能力っていう話。

これは管理能力っていう言葉を使ったことが

間違いかもしれないけど、


柚香光に管理能力がないと

言っているのと同義ですよね、という指摘。


ま、ぶっちゃけ、ないと思います。


でも、能力は別になくてもいいんですよ。

向き不向きがあるから。

組長やら副組長がサポートすれば良い話。


一方で、トップという立場は

組の顔であり、代表であり、

その他大勢の組子が支えているわけだから

組や公演に対する「責任」はあるわけです。


平等論でいうと、なんなら『1789』のときの

礼真琴にも、管理能力はなかったと思う。


当時、私は凄く公演楽しみにしてたし、

礼真琴をのことを

それはそれは、心配はしていたけど

振り返って、冷静に考えると

ま、いろいろ無理がたたっていたんでしょうね

っては思うのです。

それは、本人が自分を過信していたとか

劇団とか組が礼真琴に頼りすぎてたとか、

原因はいろいろあるのでしょうが。


だけど、星組の場合は『1789』の

苦い経験をもとに『RRR』は、

東西貫通したし、

公演回数も減って体力的にも余裕が

少しあったのかな?とも感じました。


そこへいくと、花組さんはまじで残念です。

これ、本音。

たぶんね、熱烈なファンは一度の観劇機会が

なくなっても、他にも予定してたりするから

その残念さが薄いんじゃないかな。

1が0になるのと、5が4になるのとは大違い。


私が星組のときに残念だったけど、

強く文句を言わなかったのは観劇できない回も

あったけど、結果的には複数回観られたから。


繰り返しになりますが、

管理能力がない=悪いのではなく、

コロナ禍で、自分のペース配分やら

組内の組子との意思疎通や、体調管理とかが

うまくできず、それを

なかなか以前のように軌道修正ができずに

今に至ってるのかなと思うし、

正直、最悪な形で宙組問題が勃発しましたが

違った形で、宝塚歌劇団の歪が

他の組にもなんらかの影響を

及ぼしてるのでは?とも思います。


どうしたら、公演期間が長い

大劇場公演を走り切れるのか?

をもう少し劇団全体で考えてほしいのです。


宝塚歌劇団の本拠地は

宝塚大劇場と東京宝塚大劇場であり、

このメインの舞台をやり遂げることこそが

まずは根幹で大事だと思います。


柚香光のことを言うと

稀代のタカラジェンヌだけに

機会損失が大き過ぎて、ほんとに勿体無い。


星風まどかとコンビになってからも

東京公演は、休演休演の連続。

本来なら、もっともっと新規のファンを

大量に釣り上げられたと思うし、

朝美絢のように地上波降臨なんかしちゃったら

釣りじゃなくて

網に、たくさん引っ掛かけて

沼に引きずり込めたと思います。

昔スマスマに出てましたけど。


現に私の知り合いは、ポスターで惚れ込んで

柚香光が観たい観たい言ってたのに

公演中止になって、

結局観劇叶わないまま終わりそうです。


だから、花組の休演の連続は

劇団にとっても、かなりの痛手だったと

思うんですよね。


体調不良は予測できないから、

だから当日急に中止になる。

致し方ないことだと

頭では理解しているつもり。


げんに、今まで楽しみにしていた公演が

中止になっても、健康第一と思い

物わかりを良くしようと

なるべく呑み込んできた。

だって、避けられないものもあるから。


でも、たまには

どうなってるんすか?

って疑問を投げかけたい。

仕方ない仕方ないばかりでは、

問題解決はしないから。



最後に。

最近見かける柚香光への評価。

トップになって、人として成長して

やんちゃ感がなくなったとか、

GRAPHには、ひとこちゃん評として

我慢してしまって自己処理してしまう、

とある。果たしてそれは、美談なのか?


私は若かりし頃の柚香光を

リアルで知らないから的外れかもですが

思うに、伸び伸び自由気ままにしがらみなく

ダンス踊ったりして舞台を楽しむのが 

柚香光のホントの姿で、

トップという制約や責任のある

縛られた立ち位置っていうのは、

光り輝く場所であっても、窮屈なのかもです。

たとえ誰よりも、頂きの場所が相応しくとも。


だから、私のいう管理能力とかは、

彼女には本来無縁のもの。

求めることのほうが、ナンセンス。


宝塚歌劇を退団してしまうのは、

心底惜しいと思っていて、ずーっと

グチグチ言ってましたが、

ここに来て、解き放たれた後の柚香光が

どんな輝きを放つのか、が楽しみかもです。