今日も、出尽くされた舞空瞳の退団会見記事を

なんとなく、再び読んでしまう。

何度読んでも、書いてある以上の情報は

ないし、小説でもないので行間を読み取れる

わけでもないのに、読み返しては、

なんだか感慨にふけってる自分です。


WEB記事とは、いい加減なもので

舞空瞳が花組で『ポーの一族』でメリーベル

を演じたとか 新人公演だろ


笑ったのが、まこなこコンビと呼ばれてた、と

書いてある媒体もあった。

確かにまこと&なこには違いないけど・・。


自分、星組が好きで

礼真琴が好きで、ことなこコンビが好きで

暁千星も好きは、自覚してるけど

舞空瞳が劇団を去ることで

こんなに寝られないほど悶々するとは

思ってなくて、その原因を考えてみた。


私が熱心に星組を見始めたときから

舞空瞳は、そこにいて

外箱も含め、ずっと見続けてきたから

愛着もあるのだと思う。


それに加えて、なこちゃんは

宝塚のプリンセスと言われるが

確かにプリンセスで、それは

私は、既にいい年のした、おばちゃんではあるが

幼い頃の憧憬と重なるから、かな、

とも思う。


なこちゃんは、幼い頃に下手くそながら

描いていた、私の理想のお姫様なのだ。

ちょっと気持ち悪いおばさんかも。


ひとつ間違えれば事故になりそうな

ロミジュリの仮面舞踏会やフィナーレ衣装も

ノー・プロブレム。


正統派のドレスなんか、もう最高で

ショーでの場面ごとに変わる髪型も完璧。

似合ってない鬘がひとつもなかった。


おそらく、礼真琴の助言も

入ってるのかとも、思う。

こっちゃんは、先行画像やポスターとか

事故物件が多発していた時期もあったけど

舞台の上の自己プロデュース力は高くて

髪型短いのに、わりと髪型変えてくるし

魅せ方が上手い。


なこちゃんが、常に可愛かったのは

本人自体のスペックが高いこともあるけど

ことなこの二人で創り上げてきた像

でもあったのかも、とか思う。


加えて、トップ娘役長いけど

瑞々しさを失っていないのも素晴らしい。


高学年の、トップ娘役もいいけど、

若いうちに放つ光やエネルギーも

魅力だと思うので、

いつまでもフレッシュな娘役は貴重。


時は残酷で、フェアリーでも

実年齢は上がるわけで

男役なら、年とともに顔が細くなったりして

精悍な顔つきになってくるけど

娘役には、口角は下げてほしくないかな。



ここで、何を言っても

年内には舞空瞳というタカラジェンヌが

いなくなる事実は変わらないのだが

舞空瞳は、私の一番好きな娘役さんで

彼女が舞台に出てきて

相手役が礼真琴であろうと誰であろうと

観るのが、凄く好きだったな、

と今更気づいて愕然としてます。


舞空瞳に代わるプリンセスって、

これから出てくるのかなぁ。。