宝塚音楽学校の受験者数が

過去最低というニュースを読んだ。


ニュースは「独自」と銘打ち

減少した要因を、

今も燻ぶり続けている問題が影響していると

断じているけど、なんだか一方的な記事で

ちゃんと調べたのか?って思う。

それは、記者の主観だろう?

私は減った増えたの数字根拠については

客観的な分析と考察がないとイラッとする

タイプです。


件の事故や問題がなくても

少子化が加速しているし

コロナ禍で価値観変わっただろうし、

いろんな複合的要因で

受験者数は減少し続けるだろうということは

少し考えればわかると思う。


受験者数が減って、

狭き門戸が少し広がったのは、

夢見る受験生にとっては、悪いことじゃないし

むしろ、こんな逆風が吹いている時に

受験を決めた未来のタカラジェンヌたちの

宝塚に対する熱意は称賛に値するかと。


それに、改革しないといけない今だからこそ

風通しが良くなって、

逆に安心というか安全なんじゃないかと

私だったら思う。


今や、東大だって昔ほど入りにくくないはず。

一般企業だって、

優秀な新入社員を獲得するために、

高額初任給を提示しているのが現状。


つまり、どこも人材不足なわけで

宝塚歌劇だって、同じでしょ。


思うに、鳳月杏の高学年トップ就任だって

これからの宝塚の運営を見据えての

人事だと思う。


そのうち、

受験生が少なくなって

入団する人も少なくなって、

歌劇だって、平均在籍年数が長くなるかもだし

いろんなイレギュラーが生じてくるはず。



数年に一度送られてくる同窓会誌を眺めた。

私の卒業した高校は

その昔男子校で、その名残か

校歌は漢詩のように雄々しくて

応援団は男子のみのバンカラスタイルでした。

彼らの指導する応援歌練習は

今ならパワハラかもと思うくらい心底怖くて

野球応援はブラバンなしの

太鼓と肉声オンリーだった。



会誌を見たら、今の応援団は男女混合で

ちょっとびっくり。

男子は、昔ながらの小汚いツギハギ学ランだけど

時代の流れを感じたおばちゃんでした。


宝塚も、120周年、130周年と

どんなふうに変革を遂げているのでしょうか。