宝塚大劇場での花組公演中止が

5日まで延期となりました。


複数のコロナ感染者が見つかったという

ことですが、これはもうどうしようもない。

ワクチンだって、絶対ではないわけだし

避ける努力はできても、完全に

逃れることはできないのだから。


だけれども、やっぱり楽しみがなくなるのは

辛いものがあります😢


コロナ禍で、あまりにも中止公演が

多かったからか、

なるべく代役立ててでも、公演続行を

明言した宝塚歌劇。


その宣言を受けてか、2023年は、

星組『1789』や月組『ブリューゲル』で

トップスター、トップ娘役が不在でも

代役公演が実施されました。


星組も、月組も何度か観てて常に

不調を思わせる演者がいる中で、

どちらも薄氷を踏むような思いで公演を

繋げてきた。


幸いなのか、偶々なのか、代役公演、

どちらも劇場で観劇できて、

ラッキーだったし、観られて好かったって

思ってますが、

今回の花組公演に限って言えば、

仮にトップスター柚香光が休演となり

代役公演でも、良いか?って言われれば、

それは、ちょっと違うのかな、とも思う。


演出家である小池先生は、

代役稽古をきちんとする先生らしいけど、

思うに、小池先生が熱心に代役稽古するのは

海外ミュージカルの潤色が多かったから、

じゃないんですかね。


礼真琴が不在だった『1789』は、

確かに礼真琴の当たり役であり、

待望の作品だった。

でも、再演だし、これからもまた再演される

可能性もある。

代役務めた暁千星は新人公演で主役を

演じたこともあるし、

ようは、礼真琴のためだけの作品ではない、

ということ。


海外ミュージカルは、

過去に誰かが演じ、これから先も誰かが演じる

可能性が大きいのであれば、

主演が万が一代役であっても、

バリュエーションのひとつとして、

あっても良いと私は、思う。


トップ娘役の不在に関しても

これも、個人的には問題なし。

仮に星組で舞空瞳が休演して、

代わりに詩ちづるでも、

花組も、星風まどかが休演で、星空美咲が

代役になっても、楽しめると思う。


でも、でもですね、

今走ってる『アルカンシェル』は

仮に代役公演になるとしても、

トップスター柚香光の不在は

あり得ないかな。


だって、アルカンシェルは

柚香光が退団するための花道として

彼女のために用意された作品です。


東京宝塚大劇場公演も、

仮に『RRR』のトップスター付近が

代役になったら?

礼真琴と暁千星の二人がいるから成り立つ

作品だからして、やっぱり代役は難しいかな。


代役公演もいいけど、

なんでもかんでも、代役公演ではなく

状況と作品に寄るかもって思います。